エンジニア転職して数ヶ月が経った
はじめに
以前、転職成功の記事を書きましたが、あれから数ヶ月が経ちましたので、今回はその後の経過について久しぶりに記事を書いてみることにしました!
最近ではChatGPTなどの生成AIが急速に進化し、もうエンジニアは不要?という話も聞かれますが、私自身はChatGPTを活用しながら日々の業務に取り組んでいます。
今回は、エンジニア数1000人以上のテック企業から、エンジニア数人程度のITとは無縁の事業会社への転職という、割と大きな決断について、転職前の心境や現在の状況を記録として残しておきたいと思います。
転職のきっかけ
転職前に在籍していた企業は、業界内で技術的にも存在感があり、技術や開発面において大きな不満は感じていませんでした。
最初に所属していたメディア系の事業部では、常に新しい事を学べる環境にありましたし、ほとんど不満がなく、数年は充実した日々を過ごしていたと思います。
しかし、ゲーム系の事業部、特にエドテック(Education × Technology)の部署に異動した後は、古い技術や文化、考え方に直面することが増え、転職を考えるきっかけとなりました。
技術的な問題については、改善することが可能だと考えていますが、古い考え方や文化が根強く存在すると、組織の成長や業務の進行に致命的な影響があるかなと思っていますし、個人的なモチベーションもなかなか上がりづらいといった状況でした。
一応、大企業であったため、様々な部署への異動の可能性もありましたが、異動先での給料が大幅に増えるわけでもなく、またエンジニアとしては常に多くの企業から声を掛けられ、転職や給料アップがしやすい状況であるため、転職を決意しました。
新しい職場で取り組んでいること
転職先の企業は、もともとITとは無縁の事業を行っていましたが、そこから他社のIT事業を買収し、外注依存から徐々に内製化を進めているような状況でした。
開発組織は当初、CTOと業務委託のメンバーだけで構成されていましたが、外注費を削減しながら正社員の増員を進めるタイミングで私もジョインしました。
現在、チームは各領域に正社員を揃え、いよいよ本格的な内製化に向けて取り組んでいます。
ただし、メンバーの多くがエンジニアとしての経験が半年から3年以内の若手であり、いまだに業務委託の方々への依存が残っています。
私はテックリード的な役割を任されており、技術的なサポートを提供しながら、チーム全体の生産性を向上させる役割を担っています。
しかし、開発環境や文化的な要素は、私がこれまで経験してきたものとは大きく異なり、初期段階から構築し直す必要がありました。
特に、プルリクエストのレビュー文化がないなど、技術的な課題も多くありました。
現在では、開発文化の最低限の整備が進み、少しずつ改善が見られるようになっています。
これから取り組んでいきたいこと
現在の開発組織まで築き上げてくれたCTOですが、私がこれまで出会った中でも特に優秀で、IT分野から現在の事業、経営に至るまで幅広い知識を持っています。(国内で一番頭の良い大学出身なのもあって、本当に知識量がエグい)
そんなCTOからのメンバーや開発組織に対する期待や理想は非常に高く、それに対して現実とのギャップが非常に大きいと感じています。
ギャップが大きいが故のさまざまな問題も開発内では発生していると認識しています。
私の役職がCTOの一つ下であることもあり、さらにCTOが開発に全ての時間を割ける状況ではないため、今後はこのギャップを埋めることに取り組んでいきたいと思っています。
転職後の生活の変化や充実感について
転職先の会社は、体育会系でITとは無縁の企業ですが、開発組織への理解みたいなやつをCTOが深めてくれたおかげで、比較的働きやすい環境が整っています。
転職後の生活では、期待値や理想が高い環境で働くことに時折しんどさを感じることもありますが、以前の記事でも触れたように、 理論年収が1200万円で採用してもらえたため、働くモチベーションは高まっています。
またIT業界にはあまりない、残業代がしっかり支給される形なので、追加で残業した分が更にプラスされるのも、モチベーションになっています。
エンジニアと給料周りの記事についても書いていきたいなと思うので、そこでまた詳細を書いていければと思います。
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
また技術的な内容や転職活動の詳細についても少しずつ書いていければと思います。
少しでも役に立てる記事を書けるように頑張ります!!