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1年で成果を出すP&G式10の習慣|読書レポート

どうも!新卒でWeb広告の業界で働いている”やす”です。

本日も本の要約をし、これまで得てきた考えと絡めつつ、どのような行動に移していくのか記載させていただきます。

本書の選定理由

私が本書を選定した理由が2つあります。

1つ目は、上長に今現在の自分にとって最良の本だとおすすめしていただいたからです。

上長から業務を行う中でや自身の仕事への向き合い方などを考えた際に、今回の本を絶対に読むべきだという風に伝えていただきました。

上長が新卒1年目であれば必ず読むべきであるとおっしゃっており、仕事への考え方やスタンスなどが非常に勉強になるとのことでした。

上長はこの本の重要性をすごく感じているからこそ、私だけでなく部全体のチャットにもおすすめしていました。

実際に、社長や役員陣まで購入を促すぐらいにインパクトのある本であり、より一層読みたいなと感じたとともに、このマインドを身に着けたいと思います。

2つ目は、仕事に対する取り組み方、マインド面にまだまだ伸びしろがあると感じたからです。

NNGジュニアの件についても改めて、自分自身の思考やマインド面は見つめ直す必要があると感じています。

そして、業務においても目的意識が欠けてしまっていたりと、思考の幅、深さともに力不足です。

そのため、この本を通して成果を出す思考法や習慣を学びたいと思いました。

書籍情報

書籍名:1年で成果を出すP&G式10の習慣
著者:杉浦莉起

目的は?口癖にする

P&Gでは、何をするにもまず「目的は?」を明確にします。

会議をするときや提案をするときなど大々的な場面だけには限らないです。

例えば、少しだけ先輩に相談をさせていただくときにも全て「目的は?」から入るそうです。

誰でも目的を押さえることの重要性については既にご存知だとは思いますが、P&Gほど徹底的に目的を押さえ続けることが出来ている会社は多くはないと思います。

そして、本書で述べられている目的を押さえることのメリットは3つです。

1.自分の頭が整理される
2.やるべきことの取捨選択ができ、効率が上がる
3.目的を達成するためにはどうすればいいかを一生懸命考えるので、効果が出る

実際、先輩方の働き方を見ると常に目的を意識しており、目的に沿った無駄のない仕事の仕方をしているなと感じます。

フィードバックをいただくときも「その目的は?」などと目的の理解について聞かれることが多いです。

自分の中でも目的は押さえないといけないという気持ちはありつつも、知らず知らずのうちに目的を忘れたり、目的からずれた行動に走っていたということは往々にしてありました。

今週の業務として案件のリサーチを一からやり直すことが多く、そこで目的を押さえきれていなかった行動がたくさんあったため、シェアさせていただきます。

目的を押さえられなかった事例1
・目的を定めずただリサーチを始めてしまったこと

業務という限られた時間の中でリサーチを行うのであれば、目的、目標の設定から入るべきでした。

リサーチの目的は案件の新たな勝機を見つけることです。

もちろん漠然と3C(市場、自社、競合)を調べれば良いんだろうという風には考えていましたが、その中でもどんな情報まで得られたら案件の勝機は見つけられるのかというゴール、目標の設定がなされていなかったです。

そのため、目的、目標に対して一直線ではなく、ただ右往左往して情報を集め、時間もかかるばかりだと改めて反省しました。

目的を押さえられなかった事例2
リサーチシートを埋めることが目的化していたこと

事例1を通して、先輩から目的、目標に対して一直線ではない、無駄が多いとご指摘を受けました。

そこで、先輩のリサーチの仕方も真似し、リサーチシートというものを活用し、事前に定められた項目をもとに調べて、情報を埋めるようにしました。

そしたら、今度は知らず知らずのうちに、リサーチシートを全て埋めることが目的化し、本来の勝機を見つけるためのリサーチをすることを忘れていました。

結局はリサーチシートという道具に私自身が使われていたのです。

今回、直近あったリサーチという観点で目的のぬけもれが発生したわけですが、実際他の業務でも目的を押さえきれていなかった事象はたくさんあります。

物事を始めるときに目的を設定することは大事だと思いますが、物事が始まってからも目的が何で、現状が目的にそっているのかを再確認し続けられるかどうかが本当に大事だと感じました。

私であれば、知らず知らずに目的を忘れてしまうため、「目的は?」を口癖にして何度も立ち返るようにします。

成長するためのフィードバックをもらう・する

フィードバックとは、目的達成のために必要なアドバイスを相手に投げかけることです。

P&Gではこのフィードバックをすること、もらうことにもとことん取り組んでおり、良いフィードバックというものを求めています。

良いフィードバックをすることで、井の中の蛙にならず、多様な視点で物事を見ることが出来、客観的に現状把握ができ、より成長できる機会になるからです。

良いフィードバックは下記の通りです。

客観的な事実やデータを用い、目標に対し、相手がどの辺りにいるのか、目標達成するには何をする必要があるのかを伝え、その人の行動を、目標を達成するのに必要な行動に変化するよう、サポートすることです。

しかし、良いフィードバックが出来たとしても、あげる側、貰う側で心得ておくべき作法があります。

フィードバックをあげる作法

1.必ず、相手が聞く耳を持つ状態であること
2.ポジティブで相手にとって意義のあることに集中すること
3.それにより、何がどうよくなるかというつながりと成功像を伝えること

フィードバックをもらう作法

1.具体的でピンポイントなコメントを求めること
2.よく分からない言葉やことがあれば、具体例を尋ねること
3.どんな小さなフィードバックの中にも価値を見出し、感謝すること

私自身、今回のNNGジュニアの件について受け身で、狭い思考の中で意思決定を下しており、井の中の蛙だったなと感じています。

もっとフィードバックをいただく回数を増やしたり、自分主体でもっとこうしていきたいなどの相談などを行っていくべきだと感じました。

自分自身がフィードバックを行う側に立つことはほとんどないですが、今後23卒も入ってくるので、フィードバックを行う機会があれば、良いフィードバックが出来るように意識します。

万が一を想定する

常に万が一が起こりうる可能性を頭に入れ、対策を打っておくことが重要です。

これは、実案件でも同じことが言えると思います、成果が悪くなってから対策を講じるようでは、後手後手に回って、成果を改善するのも難しいです。

成果が良い時から万が一成果が悪くなった場合の対応策を事前に用意しておくと、仮に成果が悪化してもすぐに対応できますし、心にも余裕が持てると思います。

また、上長から「安定とは何のことを指すか?」と問われたことがあります。

全く考えたこともない問いでしたが、上長の考える安定とは「サブプランがあること」だそうです。

本書と同じく、万が一を想定して、常に先手先手で物事を考えておくと、案件に対する安定が得られるということになります。

そして、万が一が起きた場合は、スピードと事実を正しく伝えることが大切になります。

例えば、クライアントさんから万が一の自体が起き、状況説明を行わなければならない時があったとします。

このような時の目的は、顧客、クライアントさんを安心させ、信頼を得ることです。

そのためには、スピード対応、事実を正しく伝える正確性が非常に重要になってきます。

私もそのような場面が起きた際は、スピードと正確性には気をつけて取り組みます。

1ページメモで頭を整理する

P&Gでは、メモを書くことがとても重要視されています。

メモとは、提案、同意事項の確認、情報の提供、質問に関する返事、学んだ事柄の要約、結果報告書、指示書などさまざまなものを含んでいます。

そして、誰が読んでも3分以内に理解、判断ができるように推敲されていなければなりません。

そのため、P&Gではメモはコミュニケーションの基本的な手段として考えられています。

実際にこれが出来れば、考えをまとめることや人に伝えること、プレゼン資料なども簡単に行えるようになるのです。

実際、業務を通して報連相の重要性やいかに簡潔にわかりやすく伝えることの難しさは実感しています。

上長からも報連相はミニマムで伝えろという風に言われています。

そして、研修など学びの機会があった際にはまず3行で伝えてという風に言われます。

これは3行で本質を伝えられなければ、どんなに長い文章を書いてもただ長いだけで何も伝わらないということを学びました。

そのため、より一層メモを通して人に伝えることにはこだわっていきます。

どのような行動に移すか

本書を通して、特に目的を押さえ続けることの重要性を学びました。

そこで、今週は下記の行動を取り組もうと思います。

・業務、報連相を行う際に、目的を明確にする
報連相の場合であれば、「目的は〇〇です」と伝えて、相手に目的が明確に伝わるようにします。
そして、目的が明確ではない場合や曖昧な際は先輩にそもそもの目的設定について相談します。

しかし、1番の問題点は初めに、目的を明確にしていても業務を進めていく中で目的からはずれてしまうことです。

そのため、この目的を押さえ続けるための行動としては、2つの対処法を取ろうと思います。

・「目的は?」と記載した付箋をパソコンの画面の脇に貼る
・LINEのリマインくんという通知機能で、1時間に1回は「目的は?」と通知が届くように設定する。

上記の行動を取り、物事の始まりだけでなく、最中にも目的に立ち返って押さえ続けられるようにします。 

「結果目標」と「行動目標」

■結果目標
「信頼されるコンサルタントになる」

▼目標」と「行動目標」

https://note.com/awesome_continue/n/n681abc271f7e

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