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【だからぼくはお金の知識を届けたい #6】なぜ、ぼくたちは「できる・できない」で考えてしまうのか。その原因と乗り越える方法
こんにちは、カウンセラー・作家として活動している水樹ハル(@harumizuki423)です。
先日、7月6日に第2回「家族の夢や未来を守り切るためのお金の知識勉強会」を開催したのですが、この時にあらためて、
「なんで、ぼくたちは"できるorできない"で考えてしまうのか?」
という疑問が湧いたんです。今回はこの原因と、乗り越える方法についてお話していきます。
なぜこの疑問が湧いたのかというと、講師でありファイナンシャルプランナーの金山さんが、
「できるできないではなく、みなさんが達成したいゴールは何かを教えてもらいたいんです!!」
と言っていたからです。
この話を読んでいただいているあなたも、
「こんな夢を実現したいなぁ」
「こんな暮らしをしたいなぁ」
というように「達成したいゴール」を描いていると思うんです。
ぼくと金山さんもあなたと同じように、
「チャレンジできる家族を増やしたい」
「子どもたちが夢や未来を諦めない文化をみんなで作りたい」
という想いを持って活動しています。
ドリームキラーの否定的な言葉と影響力
でも、こういう話をしていると、
「夢見たいなこと言ってるね」
「どうせ無理でしょ」
という否定的な声をいただくこともあります。
あなたもそうかもしれませんが、チャレンジをしようと思って行動しようとした時、あるいはしている時に、親や先生や周りの人から否定的なことを言われると、
「周りの人たちが言うように、自分には無理なのかな・・・」
と自己評価が落ちてしまいますよね。
「なんで、自分自身も周りの人たちも、"できるorできない"で考えてしまうのか?」
あなたはこの原因はなんだと思いますか?
ぼくが思うこの質問への答えは何かというと、「生まれ育った環境の影響」です。
なぜなら、子どもにとって、親や先生や周りの人たちの「影響力が強い人たち」からの言葉が、考え方のクセ・習慣をつくり、それが無意識(潜在意識)に刷り込まれていくから。
「できるできない」で考えるクセが、世代を渡って受け継いでしまいがちなんですね。
こう話すと、
ドリームキラーとなっている親や先生や周りの人たちは、悪者なのか?
というリアクションをいただくことがありますが、親や先生や周りの人たちは「良かれ」と思って忠告してくれているのです。
親や先生や周りの人たちは無意識のうちに「良かれ」と思って忠告してくれている
「失敗は、悪いものである」
というふうに思っていると、「失敗しないようにしてあげたい!」と思って自然ですよね。チャレンジには失敗がつきまとうので。
例えば、子どもの頃から「失敗は、悪いもの」と思って生きてきた人が親や先生になると、無意識のうちにに「良かれ」と思って忠告しようとして自然なのです。
ぼく自身も、公務員を辞めて独立しようとした時、
「独立?悪いこと言わん!このまま続けた方が良い!」
「世の中甘くないよ!そんなこと考えるのやめとき!」
と上司やいろんな人から個室で30分以上熱心に説得していただきました。
その時に次のように思ったんです。
「あぁ・・・ここは人のチャレンジを応援する文化ではなく、無意識のうちにチャレンジを抑え込んでしまう文化なんだ・・・」
と。
▼このことは著書「グッバイ公務員」でも書いています
周囲の否定的な声を乗り越える方法【環境を選択する】
ただ、独立して、役所外の人と出会ってやりたいことを話すと、
「自殺者ゼロを目指す?めっちゃ大事なことやね!」
「何か一緒にできへんかな!?」
「応援してるよ!」
と言ってくださる人たちと出会うことができました。
でも、その人たちは「達成したいゴール」を持っていて、そこに前進している人たちでした。 同じ日本語ですが、使い方が全く違う。
つまり、、、
失敗を避けている人たちと、チャレンジしている人たちは、「これは重要だ!」と認識していることが違うんです。
例えば、
失敗を避けている人たちは「失敗しないことが重要だ!」と思っているし、チャレンジしている人たちは「成し遂げたいゴールを達成することが重要だ!」と思っているんです。
重要だと思っていることも違うし、考え方も違うのであれば、「使う言葉」も違って自然ですよね。
なので、「ゴール達成」のためにチャレンジしたいのであれば、チャレンジしている人たちがいる環境や、チャレンジャーを応援する文化のある環境に身を置くことがとても重要になります。
脳は「重要だ!」と思っていることに関する情報を認識してくれる
最後に、テレビや学校ではなかなか学ばない「脳の仕組み」の話をさせてください。
「脳は3%ほどしか使われていない」
と聞いたことはありませんか?
なぜ人は100%使わないのかを調べたところ、、、
脳を100%使うと膨大なエネルギーを必要とし、餓死してしまうと言われています。頭を使うとお腹が空くことってありますよね? あれがとんでもないレベルで起こってしまうというということで・・・普段は脳を節約しているんです。
じゃあ、脳のわずか3%は何に使われているのか?
それは、大きく分けて次の2つです。
①生命の維持やリスク回避の情報をキャッチするため
②「重要だ!」と認識しているテーマに関する情報をキャッチするため
①は、リスクを避けたりするためで人間の本能的なもの。
今回の話は、この②が超重要で、「達成したいゴール」を持っている人は、そのゴール達成に関わる情報をキャッチしやすくなるんです!!
例えば、
「アメリカのニューヨークで日本語講師として活動して暮らしたい!」
というゴールを持っていたら、「英会話できることが重要!」となるので、それに関する本やレッスンの情報をキャッチしやすくなるし、「現地の家賃や生活費はどれくらいいるのかを知ることが重要!」となるのでそれに関する知識を友人や知人に聞いたりしてキャッチしやすくなるんです。
キャッチしたら、「できるできない」で考えず、「やるか、やらないか」で考えて実行するだけです。
でも、この「ゴール設定」をしていない場合、、、②の「重要だ!」と認識しているテーマが存在せず、①生命の維持やリスク回避、、、つまり「現状維持重要だ!」になってしまうのです。
こう書いていて、気づいたのですがドリームキラーは、「ゴール」を設定していない状態のことをいうのかもしれませんね。
今回のまとめ
①親や先生や周りの人は悪意で否定しているわけではない
②ゴール設定をして、「やるかやらないか」で考える
第2回勉強会で、金山さんが
「できるできないではなく、あなたがしたいこと、ワクワク楽しい気持ちになれるゴールを考えて設定しましょう!!」
と言っていて、一切否定していませんでした。
カウンセラーとして活動するぼくとしても「本当に重要な考え方だな 」と心から思いましたし、この勉強会では、お金の知識や人生設計のリテラシーはもちろんですが、ゴール設定に向かうためのマインドも共有していきたいと、強く感じました!
「家族・子どもの夢や未来を守り切るためのお金の知識」に興味のある方は、ぜひ勉強会で一緒に学んでいきましょう!過去のアーカイブ動画は全て公開しています!(このプロジェクトの始まり「第1話」)
次回
次回は、金山さんと第2回アンケートの感想を振り返りながら収録します。今後も、笑い、楽しみながらやっていきます。
※noteマガジン「月刊水樹ハル」で順次お届けしていきます。
このプロジェクトの始まり(第1話)
note「月刊水樹ハル」で配信しているプロジェクト
▼水樹ハル・金山晃輔の共著書
▼水樹ハルの著書
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