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ゼミ日記①「正解がないゼミ」がこんなに好きな理由

初めまして〜!

AWAY COLLEGE運営のリンカです!
今回より、こちらのnoteで「正解がないゼミ」についての記事を更新していくことになりました!👏
改めて簡単に自己紹介させていただきます!

毎回撮る集合写真🤳


「私」
現在大学4年次を休学し、台湾に留学しています!🇹🇼
台湾では語学を学びながら、台湾の社会問題について研究しています。また空いた時間で写真や映像を撮ったり、書籍編集を趣味で頑張ったりしています!🎞
また、大学3年次よりAWAY COLLEGEで3人の仲間と共にインターンシップさせていただきております!🌾


1投稿目では私たちが運営しているこのコミュニティの紹介と私目線での魅力を発信できたらいいなと思います。



何してる?自己紹介

AWAY COLLEGE「正解がないゼミ」〜”私はこう思う”を自然と話したくなるコミュニティ〜
毎週土曜の夜、日本時間21時から1時間半という限られた時間。
活動場所はオンラインのみ。
参加者は主にZ世代の大学生、若手社会人、たまに中学生、高校生も。

1ヶ月に一回ずつ講義会、読書会、セミナー会が設けられているけど、基本的にはずっと議論している。予め決められたテーマについて話すときも、参加メンバーが適当に持ち寄った問いや疑問について話すときもある。
今まで扱った内容を少し紹介すると、

  • 「コンテンツの鑑賞と消費(タイパ主義)」

  • 「メタバースがもたらす人類への影響」

  • 「日本で資本主義が横行する理由」

  • 「幸福度と物心二元論」

  • 「コロナ後の大学の意義」

  • 「コントロールできるものとできないものの違い」

  • 「自分が持つ特権」

などがある。もちろんもっと小さな話題「家族」、「人間関係」が挙がることもある。

参加メンバーが日頃頭の中で考えていること、モヤモヤしていることから論題が始まることがほとんどなので、見えていなかった世界のことにまで思考を広げられるから楽しい、、全員好奇心働きすぎて大体カオスになる、、、


また過去に読んだ本は

  • 「アルケミスト」

  • 「人を動かす」

  • 「菊と刀」

  • 「僕は君たちに武器を配りたい」

  • 「映画を早送りで観る人たち」

  • 「嫌われる勇気」

など古典・哲学書から小説まで様々で、ゲストとしてお呼びした方には空間デザイナー/フェミニスト、大手ベンチャー起業家、地方で活躍するU I/UXデザイナーなどがいる。 


実際私はこのゼミで初めて古典を読んだ。読む度、毎度衝撃を受けるし、噛み砕くまでにもちろん時間がかかるけど、ゼミの中では本の中からいくつか論点を抜き出してみんなで議論を深めていくから読書が苦手な人でも楽しめるし、メンバーの数だけ違う意見があるということを一番実感できる瞬間だと思ってる、、、



ゲスト会(正解がないセミナー)の様子!


2022年1月に発足したこのコミュニティ、もう10ヶ月が経とうとしてる。
毎週土曜日、参加してくれているみんなや私がなんでこの場所にまた来たいと思うのだろうと考えてみた。



①誰かにとっての確かな居場所、アウェイである自分をさらけ出せる

私はリアルタイムで誰かと話すことが苦手だ、伝えたいことをその瞬間に言葉にすることが難しい。参加者には私みたいな人も、話すのが好きな人も、論理的思考力を鍛えたい人もいるし、本当に年齢、分野、バックグラウンド、どこをとっても様々。それでも土曜日の夜だけはみんなで話したいだけ話したいことを話している。

生きていると違和感を覚えることがある、
怒ることがある、
変えたいと思うことがある。
そういうモヤモヤした感情って口頭でペラペラ話せてしまうこととは逆の方向を流れている気がする。

こういう類の話って聞いてくれる人、向き合って答えてくれる人、意外と少ない。自分が話す前に留めてしまうことだってある。本当に思っていることを話したら、嫌われるんじゃないか、軽蔑されるんじゃないかって、目の前にいる身近な存在のことを怖がってしまうから。

私たちは意外にも寂しがり、怖がり、孤独を抱えている

でもこんなにも速く過ぎ去る日々の中で確保された一定の時間、普段ラフに話せない問題を突き詰めて話す、目の前にいる人とは違う意見を、ただ思うように感じるままに発言する中で、自分らしさも覚える。

自分の意見を他人とすり合わせる中で、その違いを負の要素としてではなく、プラスの要素として捉え直すことができると思うのは、「まず受け止めてくれる」という誰にとっても心理的安全性が担保された場所だからだなと改めて実感する。




②見て終わりのSNS、人と話して自分を知る

ネット社会に生まれた私たち、頻繁にSNSを利用するけど、そこにある情報はあまりに多く複雑に絡み合っている。SNS上にある誰かが乱雑に投げた意見や、人為的な操作によってなぜか総意に見えてしまう事柄に引っかかる。こういう瞬間の感情を自分で整理できたり、誰かに話せたりできる人はいいが、そうではない場合、一時的なものへと昇華され、プツッと消えてしまう
SNSは誰とでも繋がれる割に閉鎖的だ。
でも、そういうことをゼミの中で話すと答えが返ってくる、対話ができるから嬉しい。

例えば戦争のこと、政治のこと、私は一人だと捉え切れない。誰かとだったらこの蟠りが解消するわけではないけれど、向き合いづらいと感じる問題に向き合える。この世界には数多くの選択肢があり、いくらでも目を逸らすことができるけど、そういう問題にじっくり悶々と考えを巡らせることで自分に与えられる影響は大きい。
こういう時自分はどう感じるんだろうとか、思考の傾向はこうなんだとか、相手にどう伝えるんだろうとか、意外と自分はこういうことを話すのが得意だなとか、下手だなとか、、、
自己と他者についてとことん向き合う中で自分の核が見えたり、問題の本質に触れられているなと思う

ゼミが終わる度に、自分が見えない何かに追われていたこと、莫大な情報に流されたままでいたことを知る。この場所では、自分一人でニュースやSNSを見ているだけでは生まれない、リアルな感情の動きを知ることができる。
私たちはもっと、日々の中で消化し切れない大きなこと、小さな心の動きにアプローチして対話を重ねていきたい




③VUCAの時代に考えたいこと

バイト中の数時間スマホを見ていないだけで社会の動向を追えなくなってしまう。その反動で何かに取り残される感覚を覚え、SNSを開いてはスクロールしまくる。
数時間後のことも予測できないくらいに今の社会は不確実で変動性が高い。今日も明日も次々と移り変わる社会、新しいものが生み出され、破壊される。今までの常識も風習も簡単には通用しなくなった、これが今の私たちが生きる世界。

いろんな場所に情報や選択肢がばら撒かれている。正解がなくなって、生き方の規範がなくなってから、どれを取って、どれを捨てるか自分一人で考えていかなきゃいけなくなった。

ニュース番組を見て情報をアップデートしたつもりになるのは危険。
SNSを見てYouTubeを見て、ついでにコメント欄を見ていろんな人がいることを知る。
多方面から自由な意見・感想が寄せられていることを知る。

でもそれで全てを知ったつもりになるのは危険、きっと自分が見たいものしか見てないし、見たいようにしか見れていない。
意識しないと自分の視野は狭まる一方だ。

こんなことを言いながら自分は常に能動的でいられているわけではないし、流されたままでいる時間も時には必要かもしれない。でもその中で現状を受け入れて、自分の価値観に基づいて意思決定する力を鍛えていきたい
そういう時間を確保したり、また他の人の価値観・生き方・選択基準に触れられるのがゼミの魅力だと思う。 




もっとゼミの魅力知ってほしい〜!

こうやって振り返ると、参加した後だからこそ感じられる意義がたくさんあるなと気づく。初めに書いたゼミの説明で堅苦しい印象を受けた人もいるかもしれませんが、実際ものすごく楽しみながら、おしゃべりする感覚で対話を重ねています。大学のゼミみたいな、いやもっとふやけているかも(笑)。
何を話してもいい空間だからこそ、反対意見、賛成意見、違う意見を持ち出せる。綺麗に見えている世界のことだけじゃなくて、もっと奥にある触れにくい、暗い世界のことも一緒にじっくり探っていく。分からないこと、理解できないことも自由だからこそ、自分が何を考えて、何を言いたいのか考えられる。無意識的に自分の考えと向き合う時間が減った現代で、すごく貴重な時間だと実感しています。


また、この「正解がないゼミ」は議論中の心理的安全性を担保するため、参加者15人までの少人数制・招待制を取っています。ゼミへの参加を希望される方は説明会への参加を必須としていますので、ご確認のほどよろしくお願いします!

  • 小さな違和感や憤りを大事にしたい人

  • 他人に発信することが好きな人

  • または苦手だと感じている人

  • 心で思っていることを気軽に話せる居場所がない人

  • 幅広い世代・バックグラウンドを持つ人と意見交流したい人

にはぜひ一度体験会、説明会に来てほしいと思います!説明会の詳細は確定次第、各種SNS・noteにてお伝えしたいと思いますのでもうしばらくお待ちください!インスタグラム、ツイッターからの質問・連絡もお受けしておりますので、ぜひお気軽に!

それでは、この度はここまで記事を読んでいただきありがとうございます!
次の投稿をお待ちください!(毎週土曜19時投稿予定)

by リンカ

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