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AIに従ってランニングシューズを選んでみた
AIの時代。それはマラソン界も例外ではない。
靴の寿命が近づく
ずっと使っていた2代目ランニングシューズが擦り切れてきた。相棒と一緒に走った距離は1000キロ。一緒に揖斐川を走った思い出。帰りに寄った銭湯で地元のおじさんと仲良くなったとかあったなあ。初めての青梅マラソンで30キロを走ったのもこの靴。きのこたけのこ戦争に巻き込まれたこともあったっけ。
長年お疲れさま。でも次のシューズをどう選ぼうか。残念なことに今は緊急事態宣言中。街に出かけて買いに行くのも気が引ける。うーむ。
こういうときは発想を変えるのが大事だ。コペルニクス的転回。店頭に行けないなら、ネットだけでどれだけいい靴を選べるのか試してみようじゃないか。こうして新しい時代の靴選びが始まった。
靴を選ぶルール
ということで本題。ネットの誘導に「だけ」従って靴を選んでみよう。最初に自分で設けた条件以外は一切主観を入れない方針でいく。自分の直感に反していても結論には従います。AIの仰せのままに。
決めた条件は以下の二つ。
・アシックスのシューズ(ずっと使っているメーカーなので)
・中級者向け(今まで初心者向けだったので)
では行きましょう!
HPを見てみる
どうやって選ぶのがいいんだろう。アシックスのHPで調べてみる。参考になりそうなページがちょうど二つ見つかった。
1. Mobile Foot ID
スマホで足の写真を撮るとサイズを推定してくれるサイト。どんな足幅の靴が合うかも教えてくれるのがうれしいところだ。現在はβ版らしい。
2. 目的別のシューズ選び
オススメのシューズが四つのコンセプトでそれぞれ紹介されている。
・Protect(安定性)
・Speed(速さ)
・Energy(長く走りたい、楽しく走りたい)
・Trail(トレイルランニング)
これを使って自分のコンセプトに合ったシューズを絞ることができそうだ。今回は「中級者」向けがほしいということで、意識は高く「Speed」を追求することにしよう。目指せサブ3.5(ただしフルを走った経験はなし)。
いよいよ新しい靴を選ぶ
この二つを使って新しいシューズを選ぼう。わくわく。
最初は足の測定だ。
誘導にしたがいA4の紙の上に足を載せ、写真をパシャリ。すぐに結果が出てきた。
足幅が24.8ぐらい。そしてオススメの靴のサイズは、スクショには載っていないけど「25.5cm Wide」だった。
では条件を満たす靴はどれぐらいあるのかな。チェケラ!
見つかったのはたった18種類だった。意外と少ないな。バイキングに行ったらコーナーが小さかったときの気分だ。
いや、ここも前向きに。コペルニクス的にいこう。選択肢が少ないということは迷うのが少ないということ。この靴の中から「スピード」を追求する靴はどれかな。
一種類だけ見つかった。その名も「ヒートレーサー」。
買う靴が決まった。ヒートレーサー、君に決めた!
やはり試着はしたほうがいい
さっそくアマゾンで買った。
めちゃくちゃかっこよくないですか! 人はいい物を前にすると語彙力を失う。この靴で外に出るのを想像するだけでイケる人になれたような錯覚を覚える。
こうしていられるか! 俺は外に出るぞ。
勇んで使ってみたところ右足首を痛めた……。
足を休ませながら考えた。頭をめぐるのは「25.0のほうが良かったのかな。試すべきだった」という後悔……。やはり試し履きはできるものならしたほうがいいな。あとは「Amazon Prime Wardrobe」とかで複数のサイズを注文して、合わないやつを返却するとかしたほうが安全かも。
1週間後、靴ひもを固く結んで再チャレンジしたらいけた。こうして新しい相棒と僕はスタートラインに立った。いろいろ落ち着いたら一緒にフルを目指してがんばろうぜ。これからよろしく。
まとめ
アシックスの「Mobile Foot ID」では、足のサイズや形状からオススメを教えてくれてめちゃくちゃ便利だった。ぜひ使ってみてほしい。ただし、オンラインで買うにしても試し履きはできるだけしたほうがいい。もし合わなかったときに後悔することになるから。
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