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メタバースを体感しよう~プチVTuber体験~(5/365)

最近メタバースという言葉をよく聞きますよね。FaceBook社は、社名をMetaに変更しました。Wikipediaによる定義は以下のとおりです。

技術的にはインターネット上のVR(Virtual Reality)やAR(Augmented Reality)、それらに基づくリアリティの高い仮想空間で、ゲームや、商取引、交流が行える世界、ということになるでしょうか。まだブレイク前夜なので明確な定義はありません。

仮想空間内の自分をアバターといいますよね。アバターを自由に動かしてYoutubeで配信している方々もいて、VTuberと呼ばれているようです。彼らはかなり本気モードで、モーションキャプチャーのハードウェアやらソフトウェアやらを駆使していると思います。

今回は、フリーウェアの組み合わせでプチVTuber体験したお話しです。できたことは、

①Webカメラのモーションキャプチャーで萌えキャラの動作と表情を操る
②ボイスチェンジャーアプリで声を変える 男声⇒女声
③キャプチャアプリを介してZoomの仮想カメラ、仮想マイクに入力する

タイトル画像はそのときの画面キャプチャです。右下の画像がZoomの画面になります。

とあるZoom飲み会があったのでそこで試してみました。参加者は全員おじさんです。こういう遊びは演出が重要なので、筆者はまだ仕事が終わらないので、代わりに私が出ていますという体で始めました。

予想されたリアクションは、「キモイからやめてよ」だったのですが、予想に反して30分話してしまいました。もちろん、話の内容やしゃべり方はある程度演出しましたよ。最後は私が演技に疲れてきて、「そろそろ仕事終わったみたいなので私はこれで失礼しますね。楽しかったです」と画面を暗転してリアル私と交代しました。

そのあと振り返り(笑)をしたのですが、まったく違和感がなかったそうです。私自身も面白がって演技しているうちにやや倒錯した感覚を味わいました。これはぜひやってみてください。やらないとわからない世界です。

メタバースの世界では、誰もが2つや3つのアバターを持つことになるのでしょうね。性別も外見も自由なわけで、これは複数のアイデンティティを持つことに他なりません。以前書いたのですが、ネットゲームでも現実とゲーム内の会話が交錯した経験があります。これは確実に起きることです。

これは体験しなければわからない感覚です。フリーウェアで十分遊べますのでぜひやってみてください。末尾に私が使ったツールを紹介します。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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プチVTuber体験に使ったツール達です。細かなインストール手順は環境によっても異なりますので下記を手掛かりに試してみてください。

表情と動きをWebカメラでトラッキングするアプリです。2次元キャラ版。

ボイスチェンジャーアプリです

こちらはストリーミング配信アプリです。Kalidofaceの画面をキャプチャして仮想カメラとしてZoomなどに送り込むことができます。グリーンバックにしておけば、Zoomで好きな背景と合成できます。タイトル画像ではギャルっぽい部屋にしてみました。

仮想ライン入出力ドライバです。これを使うことで、ボイスチェンジした音声を仮想マイクとしてZoomなどに送り込むことができます。

エンジョイ!

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