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Google翻訳があるのに言語を学習する意味は、新世界観の入口・経営日記2024年2月12日

東京から、おはようございます。2024年2月12日月曜日です。
米国公認会計士、アパレルオーナー、ヨガインストラクターのさやかです。毎日の会社経営日記を書かせていただいています。
今朝は目黒川沿いを5キロランニングしてきました。自宅兼オフィスで業務開始です。
今の気分は「いきいき」です。手術のあとの出血はまだ少しありますが、心配ないと言われています。
今週のヤマ(禁戒しないこと)・ニヤマ(勧戒すること):サント―シャ知足・余裕をもって物事に接していきたいです。
昨日はアルバイト社員のHさんと一緒に渋谷オフィスで業務でした。Hさんと一緒に仕事をしはじめて半年くらいになりましたが、二十歳くらいなので妹でも娘でもない、かわいい年齢でわたしがすごく癒されています。国立の外語大生なのでとっても優秀です。

本日のスケジュールは下記のとおりです。
午前  7時~デスクワーク(本書き、メール対応、スケジューリング)
         本日は日本もミャンマーも祝日なので、このままデスクワークのみ。
午後 12時~ネイルサロン(高校の友人が経営しています)
   合間にデスクワーク
   17時~ヘアサロン(1型の友達の美容師さんです)
夜  自宅で過ごします

お仕事用のツールを紹介します。
だれでも利用されている「Google翻訳」です。(えっ、今さら?)
私はトライリンガルで日本語が母国語、英語とミャンマー語を勉強して話せるようになりました。勉強して話せるようになった英語とミャンマー語についてはそれぞれに得意不得意があります。

まず英語は、米国公認会計士として、お仕事のツールとして使っています。英語圏で育ったわけではなく学生時代からの勉強ということなので中途半端な状況です。ですが、英語は話すことは好きで一昨日も1型糖尿病のイベントに行った時に、韓国の大学の先生が参加されていたのですが、日本語がわからない方だったので、英語でディスカッションしたのがとても楽しかったです。 Google翻訳は、大量に読みこなすときや日本語で書いた文章について、そのまま英語版も作りたいときに、ぱっと貼り付けをして翻訳をさせ、手直しをして使ったりしています。英語は国際共通語なので、意味を知りたいというより、正確で美しい表現をしたい場面が多く、そういった場合にはGoogle翻訳ではなくて、Chat GPTやGeminiに「クリエイティブなテキストにしてください」「~に使用するので、美しい英語にしてください」というようなプロンプトを書いて翻訳させるほうが、Google翻訳より良い結果が得られることがあります。

Google翻訳を活用するメインは、ミャンマー語にあります。私はミャンマー語の会話が得意なのですけれども、読み書きはあまり得意ではありません。ミャンマー語の文字はアルファベット表記ではなくて、文字そのものが魔訶不思議です。


ミャンマー語 お菓子のパッケージです かわいいでしょ?


ミャンマー語を読むことはできるのですが、大人になってから学んだ言語なのでとても遅いです。これまではミャンマー人の社員にテキストを読んで、音として発声してもらって、耳で聞いて理解をしていました。急に私から話しかけられて、「ちょっとこれを音読して」と言われる社員はちょっとかわいそうです。でも圧倒的にその方が早いのです。みんなやさしくて対応してくれます。
書く場合には、読むことよりももっと苦手です。ほぼ書くことはできません。読むことはできるので、Google翻訳で日本語からミャンマー語に翻訳させた結果が正しいかどうかは瞬時にわかるので、正しくない場合に正しくなるまで訂正して書くということはできます。今の時代はコミュニケーションの多くがテキストのメッセージになります。日本語や英語をわからないミャンマー人社員に対して、ミャンマー語でテキストメッセージでコミュニケーションをするときには、必ずGoogle翻訳を使ってコミュニケーションをしています。ポイントは間違いを恐れないということです。私たちだって外国のかたが日本語を多少間違えたって理解できるように、ミャンマーの人たちだって、私のミャンマー語が少し変だったとしても、クスッと笑われるぐらいで、意味は伝わればまったく問題はないのです。なので、日常のコミュニケーションは、Google翻訳を使ったテキストメッセージをかなり活用しています。

昨日、外語大生アルバイトのHさんと一緒に業務をしている中で、たまたま最近出た政府発表のミャンマー語のアナウンスメントを翻訳して理解するという業務をしていました。Hさんにそのペーパーを見せながら、「こういう業務もあるんですよ~」という紹介をしていました。ふと気が付いて試しに、Google翻訳のカメラ機能を使ってプリントしたミャンマー語のアナウンスメントを見たところ、日本語にバッチリ翻訳してくれました。


こんなふうに

数年前にはカメラ機能での翻訳は、ミャンマー語はできなかったと記憶しているのですが、昨日試したところそれはできました。なので、紙に書かれたミャンマー語があれば、今後はGoogleをかざせば読めるということです。(ミャンマー語は遅かったけど、元々ほとんどの言語に対応しています)

ミャンマー語のフォントは安定しなくて、ZawGyiというフォントとUnicodeというフォントの二つが併用されているので、文字化けも多いし Google翻訳に貼り付けられないことも多いのですが、紙にプリントされたテキストをカメラにかざせば読めるということが分かりましたので、これからも活用して行きたいと思います。

お客様たちからミャンマー語が理解できなくて困っているという声をよくお聞きします。さやかさんはミャンマー語ができてすごいね、などと褒めてもらうことも多いです。ですが、Google翻訳を使えば誰でもミャンマー語が読めるので、これから皆さんにお勧めして行こうと思います。


社員たちと海にいったとき♡

使いかたが分かったところでひとつ悩ましいことです。私はミャンマー語というマイナー言語が話せるということが、自分の特技だと思って自信をもってきたのですが、Google先生が高いレベルでできてしまうので、私の存在意義ってどこにあるのでしょう?
外語大生のHさんは、4年間かけてビルマ語を学んでいる学生さんです。
これを学ぶ意義はどこにあるのでしょう・・・?

ないのかもしれないと思ってしまいます。
昔に比べると外国語を学ぶ意義は確かに少なくなっているのかもしれません。ですけれども、肌感覚で外国語を学ぶということはとても意味があると思います。むしろ表層的な意味は薄れた変わりに、本質的な意義がより感じられます。
単純な翻訳は、Google先生のほうが正確で早くて完璧である。なのになぜ私たちは外国語を学ぶのでしょうか?

私は三つの言語を話すとき、それぞれ自分の性格が多少違うなと感じています。母語である日本語のさやか。英語を話している時のさやか。ミャンマー語を話している時のさやか。ちょっと性格が違います。どれも本物の私だと感じます。その文化圏に合わせた自分自身というものが、言語のインプット、アウトプットの無限の繰り返しにより演出され、培われ、育ちます

一番明るく振る舞うのは英語を話しているとき。明確に論理的に話すことができます。
ミャンマー語を話しているときは、私はエモーショナルになります。思慮深く相手の話を聞こうとしたり、私の感情も日本語の時よりももっと強くなります。
言語というのは、新しいもう一人の人格、新しい物の見方・世界観の入り口なのかなと思います。その入り口があることによって、新しいことを学ぶことができます。決して学ぶ意味が全くなくなったわけではないと信じられます。
皆さんはどう思われるでしょうか?

ဘာသာစကားသည် ကိုယ်ရည်ကိုယ်သွေးအသစ်၊ အရာများကိုကြည့်ရှုသည့်နည်းလမ်းသစ်နှင့် ကမ္ဘာသစ်အမြင်တစ်ခုဆီသို့ တံခါးပေါက်ဖြစ်သည်ဟု ထင်ပါတယ်။
noteにもミャンマー語を書けた!


乾燥したイカ


今日もお読みいただいてありがとうございます。
それではみなさま今日も素敵な一日をお過ごしくださいね。

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