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淡路ラボ推進事務局メンバー紹介~わたぽん編~

淡路ラボインターンの第一期生「わたぽん」こと大畑渉さん。淡路ラボが動き始めてすぐのところに飛び込み、道を切り開いて来ました。彼は京都の大学に通う学生という一面も持ち、京都と淡路島を行き来しながら生活しています。淡路ラボにおいては、VRディレクターを担当し、細かい気遣いでみんなを精神的に支えてくれるリーダー的存在です。

今回はそんなわたぽんが、なぜ淡路島に来ることになったのか、また淡路島に行ってからどのような変化があったのか探っていきます。 

淡路ラボとは、淡路島を島まるごとラボとし、挑戦したい人や企業、特に若者をつなげて未来の仕事づくりと人づくりにつながるプロジェクトを5年間で100件創出するプラットフォームです。

 自分が求められている場所を見つけた。

 ーー淡路ラボの活動する前は、京都で学生として過ごしていたよね。淡路島の企業なんてどこでどうやって知ったの? 

 わたぽん:大学二年生の夏に参加した「長期実践型インターンシップフェア」がきっかけだった。関西の企業6社がそれぞれインターン生を募集していて、その中に淡路ラボがあったんだ。

 ーー大学二年生の夏で「インターンフェアに参加したい」と思ったのがすごいね!元々インターンには興味があったの?

 わたぽん:元々は無かったね。興味を持ったきっかけはコロナが流行してから、今までの価値観が通用しなくなると思ったことかな。

例えば、働き方もその一つ。「都会でバリバリ働く」→「自然豊かな地方でのんびり過ごしながら、自分らしく働く」に変わった。大学で社会学を専攻していることもあって、そういう変化を実際の社会に出て体感してみたいと思っていたところ、授業でこのフェアが紹介されたんだ。

 ーーわたぽんの中で、コロナが自分を変えたいと思うターニングポイントになったんだね!その方法として淡路ラボを選んだんだ。

わたぽん:最初は淡路ラボにあまり興味なかったんだけどね(笑)企業紹介で、まささん(淡路ラボ:共創クリエーター)が言っていた、「VR」が少し気になっていたんだよね。まささんと直接お話した時に、それを伝えたら僕に興味を持ってくれたんだ。自分が必要とされている場所があることが嬉しくて、飛び込んじゃったよね。 

 現実を撮影するVRの第一人者になりたい。

 ーー今担当しているVRディレクターの仕事って具体的にどんな活動をしているの?詳しく教えて!

 わたぽん:VR(バーチャル・リアリティ)を使って、淡路島の歴史、文化、食などの魅力を、離れた場所でも現実と変わらない体験として届けることかな。 

 また、VRには疑似体験という言葉に表されるように、没入感によって二次元の映像世界に入った気分を味わうことができるという強みがある。それらを淡路島の事業者、個人に伝えて、淡路島の人たち自身が新たな価値をプラスしたサービスを提供できるようなお手伝いもしているよ。

 個人的におすすめの動画は、これ↓↓ 


 ーー淡路ラボに関わる前は、VRにどういう印象を持っていたの? 

 わたぽん:ぶっちゃけ淡路ラボに来てVRの活動をするまで、VRといえばゲームなどの二次元世界をイメージしていたんだよね。でも、自分が挑戦したのは360°のカメラを使って現実世界を撮影する実写型VRだったから驚いたんだ。

実写型VRについて詳しく調べていくと、業界自体が始めた時はあまり進んでなくて、コロナでVRの観光に注目され始めた時期でもあり、その新しい分野に可能性を感じた。また、実写型VRの第一人者として新しい分野を切り開いていけると思ってワクワクした! 

 ーーVRのお仕事始めるとき不安じゃなかったの? 

 わたぽん:不安ばかりだったよ。VRじゃない普通の動画の編集もやったことなかったし。だから、少しでも編集とか撮影に成功したら、自分超すげーじゃんって思いながらやっていた。集まった動画の素材から構成を考えるのを実際にやってみて、どういう撮り方をしたらいいのかを探っていくのは面白いし、自分の得意分野かもしれないと思った。

 ーー自分で自分を褒めてモチベーション維持してたのすごいね!VRって新しい技術だけど、誰かに撮り方とか編集の仕方とか教えてもらってたの?

 わたぽん:撮り方に関しては、まささん(山中昌幸:淡路ラボ共創クリエーター)に教えてもらいつつ、実践しながら自分の中にノウハウを貯めていったよ。 編集については、全部手探りだった。自分で自分の編集のやり方を作った感じ。お金をかけずにどこまでできるかネットとかで色々調べて組み合わせた結果、今のやり方になった。だから今の編集方法は僕だけのオリジナルなんだよね。今後も前例がないことをしていくから、不安なこともたくさんある。でも、今までの活動の積み重ねが成果に繋がってきていて、だんだん自信になってきた。 

わたぽん

ドローン撮影に挑戦するわたぽん

 淡路島ってどんなところ?

 ーーVRの撮影を通して島内の各所を巡ることで、淡路島ってどんな場所だと思った? 

 わたぽん:新旧が共存しつつ、進化している場所だと思った。古事記のくにうみ神話に由来する歴史や文化がありつつ、都会からの移住者が多かったり、企業の拠点があったりなど島外から新しいものも入ってきて、どんどん進化している場所だなと思った。

 あと、淡路島の人たちは「淡路島を盛り上げたい」という気持ちを持ち、自分たちらしくそれを実現できる方法を模索し、自分たちで積極的にそれに取り組んでいるなと感じた。 淡路島の人たちのそういう姿を見て、自分も淡路島の人たちみたいになにかに熱意を持ち、仕事だけでなく、趣味にも時間を費やせるようなバランスの良い働き方をしたいと思うようになれた。

島くらしフェスタ①

 島くらしフェスタ

 淡路ラボで作りたいミライについて

 ーー淡路ラボでどんなミライを作りたい?

 わたぽん:淡路ラボで作りたいミライは二つあるかな。

一つ目は、『”国はじまりの島”から歴史を受け継いで、みんなが輝いているミライ』。

 今自分は、様々な人たちが過去から歴史を積み重ねてきた中で生きている。それを受け継いで新たな未来を自分たちが作っていくんだと思えたらきっと、いい未来が訪れると思うから。

 二つ目は、『オンラインとオフラインを越えたコミュニティがあるミライ』。

今オンラインで画面越しだとあまり会ってる感ないんだけど、VRを通して会話をすればリアルさを感じられると思う。離れてても対面で話しているのと同じ感覚を味わえるのってわくわくする。VRでオンラインとオフライン関係ない世界を作るのってわくわくして面白い世界だと思うから。

 ーー最後に、一言お願いします! 

 わたぽん:今まで自分になにができるかなんて何もわからなかったし、自分に自信なんてなかった。でも、淡路ラボでの活動を通して、まず自分に与えられた仕事をしっかりやり切り、周りの人に評価を得る経験を積み重ねてきた。

それらの経験のおかげで、自分に自信を持つことができるようになったんだよね。 だからこそ、VRディレクターとして淡路ラボの活動で学んだことを活かして、淡路島の企業、淡路島の人たちと共に、VRとリアルが融合した新しい世界の未来を作っていきたい!

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