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ひごろのひとこと(2024年1月25日) 鬼ごっこ

近くの公園で、子どもたちが
鬼ごっこをして遊んでいました。

鬼になった女の子は、鬼の要領を得ないようで
公園の真ん中でにこにこ立っているばかり。

保育園の先生とおぼしきおねえさんが、
「ほら、追いかけないと、
 鬼ごっこにならないでしょーほらほら!」
と後ろについて急かしていました。

女の子は、ゆっくり走り出しましたが
追いかける気がない感じでした。

この女の子に、わたしはとても同情しました。
わかるー。めっちゃわかる。
追いかける気がないの、めっちゃわかる。

わたしは子どものころ、
公園で遊ぶといえば、
一心不乱にブランコをこいだり、
一心不乱にすべり台を登ってすべったり、
ひとり遊びが好きでした。

そして、鬼ごっこやかくれんぼが嫌いでした。

追いかけたり、わざわざ居場所を探ったりして
きゃーーーっと嫌がっているお友だちを
捕まえたりしたくは、ないんだよねえ。

そこに面白味を、感じないんだよねえ。

追いかけるところに
面白味を感じる子どももいれば、
感じない子どももいる。

ひとりで一心不乱に何かを繰り返すことに
面白味を感じる子どももいれば、
感じない子どももいる。

そもそも、公園に興味のない子もいる。

いろんな子がいていい。


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