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お金をもらってコーチングするのが怖くなってしまいました。

草(そう)さん、こんにちは!

今度お金をいただいて年上の方にコーチングをするとになりました。
でも自分の経験値が低すぎて思うようなコーチングが全然できないのにと、怖くなってきました…。

絶対力になりたい!頑張る!!と思っていた気持ちが恐れや不安になっている感じです。こんな時、どうしたら一歩踏み出せるのでしょうか?

新米コーチより

「昼休みニンゲン科学相談室」では、コミュニケーションや人間関係にまつわるちょっとしたお悩みのご相談に脳科学や心理学・コミュニケーション学等の観点からお答えしています。

1. 本当に恐れていることは何か

こんにちは! 

はじめてのことはたくさん不安が浮かびますよね。

今抱えている本当に恐れていることは何でしょうか?

①お金を払ってもらうのにそれに見合ったものが提供できずに満足してもらえないのではないか →お金をもらわないことにするのはどうでしょうか
②コーチングが上手くいかなくてその場で気まずい思いをするのでないか →経験値が低いことや不安を正直にお伝えするのはどうでしょうか
③コーチングが上手くいかなくて相手に悪い評価をされるのではないか →「自分がいい評価をされること」が手に入れたいことですか?

現在抱えていらっしゃる不安の構造は、「まだ経験していないことに対する不安・自信のなさ」と「理想の自分と現実のギャップに自分がガッカリすることに対する恐れ」から生まれているように感じますがいかがですか?

これらの不安をどうやって乗り越えるかが、今のテーマかもしれません。例えばですが、コーチングセッションの後に、今日できたことを10個と、もっとできるといいなと思うことを5個ずつ書いてみるというのはどうでしょうか。そして、できたことはなぜできたのか、できなかったことをできるためにどんなことをできるかを考えてみるというのはどうでしょうか。

2. 課題が漠然としていると対策も浮かばない

心は、漠然としたものには勝手に不安を抱きます。そして、自信は、できたという経験から培われるものです。不安に対して具体的な対策が思い浮かばないときは、課題自体を漠然と捉えていないか振り返ってみるのがいいかなと思います。

漠然としてどうやって取り組めばいいかわからないことを、具体的な一歩を踏み出せるようにほぐしてあげるのもコーチの役目ですよね!もしあなたが自分のコーチだったらどうするでしょうか。これを乗り越えられれば、同じ課題を持った人をあなたは力強く後押しできるようになるのではと思います。

またぜひお話聞かせてください。

                          a w a i 佐藤 草

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