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【QUEEN和訳】2/3Was It All Worth It 和訳(オレの人生はこれでよかったか?)実質的遺作

今日は和訳を載せてみたい。

前回の記事で、

貼り付けた動画に字幕が設定できるので和訳する必要もあまりなくなったのだが、

一応私なりに和訳しておく。

和訳


Was It All Worth It
Written by QUEEN 

What is there left for me to do in this life,
Did I achieve what I had set in my sights,
Am I a happy man, or is this sinking sand,
Was it all worth it, was it all worth it,
Yeah, now hear my story, let me tell you about it,
We bought a drum kit, blew my own trumpet,
Played the circuit, thought we were perfect,
Was it all worth it, giving all my heart and soul and
Staying up all night, was it all worth it,
Living breathing rock 'n' roll, a godforsaken life,
Was it all worth it, was it all worth it all these years,
Put down our money, without counting the cost,
It didn't matter if we won - if we lost,
Yes we were vicious, yes we could kill,
Yes we were hungry, yes we were brill,
We served a purpose, like a bloody circus,
We were so dandy we love you madly,
Was it all worth it, was it all worth it,
Living breathing rock 'n' roll, this godforsaken life,
Was it all worth it, was it all worth it
When the hurly burly's done-
We went to Bali, saw God and Dali,
So mystic, surrealistic,
Was it all worth it, giving all my heart and soul,
Staying up all night, was it all worth it,
Living breathing rock 'n' roll this never ending fight,
Was it all worth it, was it all worth it,
Yes, it was a worthwhile experience, 
It was worth it.

和訳

1、
私に何が残っているのか、
この人生でやるべきことは?
(ゴールに)設定したものを達成したのか?

私は幸せな男(ひと)なのか?
それとも、これ(幸せに見える周りの環境)は(実は)沈みゆく砂(Sinking Sand)の上にいるだけなのか?

それらはすべてそれだけの価値があったのか?
それらはすべてそれだけの価値があったのか? 


さぁ、私のストーリー(話)を聞いてくれ
ぜひ話させてくれないか


私たちはドラム・キットを買いました
(各々が)自分のトランペットを吹きました (自惚れた:イギリス的)
サーキット(円形場or巡行ツアー)でプレイ(演奏)した
「オレたちは完璧だ」と思いながら

[コーラス]
それらはすべてそれだけの価値がありましたか? 
心(ハート)と魂(ソウル)、私のすべてを捧げて、
そして、オール(・ナイト:徹夜)して。
それらはすべてそれだけの価値がありましたか?
生きた、呼吸してた、ロックン・ロール生活を、
神に見捨てられたような人生を
それらはすべてそれだけの価値がありましたか?
それらはすべてそれだけの価値がありましたか? 
この20年・・・

2、

自分たちのお金をペイしました コスト(莫大な)を計算せずに
勝ち負けは私たちには関係なかった
はい、私たちは獰猛(どうもう)でした
はい、私たちは(観客を)「殺す」ことができました
はい、私たちはハングリー(貪欲)でした
はい、私たちは最高でした、HAHAHAHA

(間奏)

私たちは(みなさんの)目的を果たしました
血まみれの(素晴らしい:イギリス的)サーカスのように
私たちはとてもダンディでした
私たちはあなた(達)を狂おしいほど愛しています

それはすべてそれだけの価値がありましたか?
ロックンロールな、神に見捨てられた人生を生きて呼吸して
それはすべてそれだけの価値がありましたか?
それはすべてそれだけの価値がありましたか?
この大騒ぎが終わった今・・・


3、

私たちはバリ(インドネシアの島)に行きました
神と(サルバドール・)ダリを目の当たりにした
とても神秘的で
超・現実主義的(シュル・レアリズム)

それはすべてそれだけの価値がありましたか?
全身全霊をかけ、一晩中起きて
それはすべてそれだけの価値がありましたか?
生きた、呼吸したロックンロール・ライフを、
この決して終わらない(ネバー・エンディング)戦いの日々を

それはすべてそれだけの価値がありましたか?
それはすべてそれだけの価値がありましたか? 

はい、それは価値のある経験でした。
Hahahaha!

それだけの価値があったぞ!


解説開始

1989年にリリースされたアルバム「ミラクル」のエンディング・トラック。

締めの曲ということは何か意味がある。

今までのアルバムも当然そうだった。

締めの曲がシングル・カットされた、されないは色々あるが、

この曲は出来としては、シングルになっても良い。

歌詞の意味を置いといたとしても

かなりの力作だ。

カットには時間的には長いものの、もう楽曲ボラプ(ボヘミアン・ラプソディ)をシングルにしてる(5'55")のでそこは問題はないし、そこからはこれまでも長い曲もシングルにしてきている。

しかし、これをシングルにしたら、当時、巷(ちまた)で囁かれるフレディ重病説などが炎上しそうだ。

だからかな、と考察する。


映画「ボラプ」でもお馴染みだが,

フレディがメンバーにエイズを(やっと)告白して、そこからのクイーンの楽曲のクレジットはすべて「クイーン名義」になった

それまでは、初期の段階から、フレディが「アイディアを出して、作詞した人の名義となる(例え全員で音作りをしても印税などは個人宛に入る)」と主張し、いいよ、となったとブライアンは語る。

映画では病気の告白やクレジット変更は1985年のライブ・エイドの前となってるが、

実際の時系列は、1986年にフレディがライブはもう嫌だと言い、1989年リリースのこのアルバム作成時に(1988?)告白されたという。


この曲もクイーン名義だが、歌詞を見るとフレディの作曲と思われる。

頭文字一致や特徴的な言葉の使い回しなど、要素が見られる。

ショー・マスト・ゴー・オンのようなフレディの遺作の一つと言われる作品はブライアン作詞だと本人が言うが、あれがフレディっぽいと言われるのは敢えて彼がフレディっぽく作詞したからだと思う。(そもそも頭文字一致はブライアンも初期から見られる。)


解説2

それではやっと内容の分析に入る。細かくならないよう注意したい。

しかし、長くなるので次回にしよう。


ここまでお読みくださり,ありがとうございました。

次回もお楽しみに。


次回こちらから⤵️






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