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荒天に思い出すこと

こんにちは。
今日も見に来てくださってありがとうございます。

画像はさぬき市から見た小豆島(しょうどしま)の地蔵崎灯台。

5月になりました。

早いもので今年ももう5月かぁ…と、愕然としています。

今月は大荒れのお天気でのスタートとなりました。


朔日(ツイタチ)参りに伺ったとき、小さな雨が落ちてきました。
まだ外は明るくて写真も撮れる程度です。

こんな感じ。

花の下の方にひょうきんな顔のお客様が写り込んでいました。🐛

祠の周りをちょっと整えたりしていたら、突然の雷から土砂降りに。

トタン屋根が飛ばされるかと思うほどの突風のあと、
バラバラとものすごい音を立ててヒョウまで降ってきました。

ここは昔、小さな島だった場所。
急勾配の階段を降りないと帰れません。

雨はみるみるうちに川となり、滝のように石段を流れはじめました。
雷がすごくて、雨も風もいっこうにやむ気配がありません。

いろいろなことが脳裏をよぎります。

こんなことになるとは思わなかったので
携帯電話もカサも車の中に置いてきてしまいました。

持って出ようと思ったのに、まぁいいわと打ち消したのは私です。


「屋根があるところでよかった」


「なんで私は、なにを私は、恐ろしがっているのだろう」


「まだこういう非常時では自分を信じきれないのだなぁ」


「こんな荒天の日もたったひと柱でこの地を護る神さんて大変」


「なんで今日に限って天気予報見てなかったんやろ」


「直感をもっと大事にして携帯電話持って出ればよかった」


結局はそこで一時間ほどをドキドキしながら過ごしました。

今日あらためて感じたのは、
まだ私は自分を信じきれていないようだということ。

直感を大事にしていればもう少し楽に過ごせたのに、ということ。

皆さまも、ご自分のほんのささやかな直感を大事にしてください。

頭で考えるより前に心に一番初めに浮きあがってくる自分の声。


晴れているのに、なんでだかふと心に

「傘…いる?かな?」

と浮かんだことがありませんか?
そんなときにはカサ、持って行った方がいいです。


結果的に必要なかったとしても。

「これだけ晴れてるんやからいらんやろ!」

後から浮かんでくる、そんな頭で考えたことの方こそ手放した方がいい
…そんなことを思いました。


使わないと鈍ってしまうのは機械も人も同じです。


外でこれだけの荒天に遭遇してもうひとつ思い出したこと。

昔は五感でもってこの土地の風が読めていたのに、ということ。

この風が止めば雨が降る、この雨の後には風が吹く、
あの山の方から吹く風は雲を飛ばす風… 

生活が便利になると直感や五感を使わなくても暮らせてしまいます。

天気の変化は天気予報に頼ればいいし、
雷雨になりそうでも車で行けば濡れることも怖いこともない。

そんなぬるま湯にドップリ浸かっているうちに
危険を回避する力を失くしてしまうところでした。

それと、もう一つ。

その土地の気候風土を知らず、考慮にも入れないような人が
よそから来て山を削ったり余計なものを設置していたりします。

そんなことして、大丈夫なのかなぁ…と、ふと不安に思いました。

夜に入って再び強風が吹き荒れています。

四国と本州をつなぐ瀬戸大橋は
電車はもちろん、車も通行止めになっているレベル。

四国は風に弱くて、すぐ陸の孤島化します。
ま、もともと島なんですけどね。

便利さに慣れると、なかなかもとの暮らしには
戻りにくくなりますね、ということに気がついたお話でした。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

大きな地震もありましたし、
皆さまどうか用心してお過ごしくださいませ。

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