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遠く離れて

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スーパー猫の日を目前にしたある日、突然遠く離れて逝ってしまった愛する猫との別れとその後の気づきについて、自らの癒しのためにつらつらと綴っております。 よろしければご覧くださいませ。
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#癒し

遠く離れて(結)

遠く離れて(結)

こんにちは。
今日もご訪問ありがとうございます。

前回のこの記事で触れた、私が欲する「ききみみ頭巾」。
そんなものが一朝一夕で手に入るわけもなく。

万が一にも手にできたところで、エゴや執着が強い今の状態に私自身が留まっている間は決して使えないものだろうし、使ってはいけないものなのかもしれない、そんなふうにも解釈しています。

突然の猫との別れのあと、足を取られた悲しみの沼から一旦は抜け出したも

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遠く離れて(7)

遠く離れて(7)

こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。

一つ前の記事はこちらです。
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望み子供の頃、『まんが日本昔ばなし』がとても好きでした。

テレビはもちろんのこと、のちに発行された5冊で1巻の絵本を、飽かずに繰り返し繰り返し読んでいました。

その中のひとつに、『ききみみ|頭巾』というお話があります。

ストーリーはもうあやふやですが、たしか主人公のおじいさんがキツネの

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遠く離れて(6)

遠く離れて(6)

こんにちは。
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一つ前の記事はこちらです。
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スーパー猫の日野辺送りをしたあと、子供の深い悲しみに同調してしまった私をさらに苦しめたのは、2022.02.22と2がたくさん並ぶ、今年の“スーパー猫の日”でした。

数日前から各種SNSをはじめスーパーマーケットのポップさえ、ありとあらゆる媒体に猫の画像、動画、お話しが踊りました。愛猫が変

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遠く離れて(1)

遠く離れて(1)

こんにちは。
これは私自身を癒すためのアウトプットです。

「喪の仕事」と呼んでよいものかもしれません。
簡単な経緯はこちらの記事にございます。

よろしければご覧くださいませ。

|虫の知らせさきの序の記事で

と記しました。

でもほんとうは、虫の知らせというのか
心の深い深いところでは
このときが近々くるのをどこかで感じとって
知っていたような気もしています。

もちろん、そんなものは
いつ

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遠く離れて(序)

遠く離れて(序)

こんにちは。
ご訪問くださりありがとうございます。

上の記事で少し触れた
「寅年」「寅月」「寅の日」
と、トラづくしの大幸運日。

そんな超!ラッキーDAYの宵の口。

13年とひと月を共に暮らした愛猫が、
一夜千里を駆ける猛虎よろしく
突然に旅立ちました。

天離る、なんて
そんな言葉がしっくりくるような場所へ。

どんなに手を伸ばしても届かない、
遠く遠く、遠く離れた空の彼方
虹の向こうへ。

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