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遠く離れて(序)

こんにちは。
ご訪問くださりありがとうございます。

上の記事で少し触れた
「寅年」「寅月」「寅の日」
と、トラづくしの大幸運日。

そんな超!ラッキーDAYの宵の口。


13年とひと月を共に暮らした愛猫が、
一夜千里を駆ける猛虎よろしく
突然に旅立ちました。

天離あまさかる、なんて
そんな言葉がしっくりくるような場所へ。

どんなに手を伸ばしても届かない、
遠く遠く、遠く離れた空の彼方
虹の向こうへ。


夕飯のあと、寝室でくつろぐ夫の上に陣取って
香箱座りでのんびり寝ているのを見て、

(おやつ係さん帰ってきてよかったなぁ!)
(うれしいなぁ?)

と微笑ましく見たのが最後になりました。


夫がなにかを取りに別室へ行こうと
ネコを膝から降ろしてその場を離れ、
誰も見ていなかったほんの一瞬。

そんなごく僅かな隙を突いての、
あっという間の死出の旅。

引き留めようがありませんでした。

人にせよ、ほかの生きものにせよ、
愛するものとの死別の悲しみというのは
何度経験しても慣れないものです。

noteを始めてまだ間もない頃に記事にした
『死の悲しみを乗り越える』。

口で言うのは簡単。

そう、人様に申すのは簡単です。

上の記事の最後の方でご紹介した
“悲嘆のプロセスの12段階”。

その最後の段階に近い部分を私自身が
今もなお行ったり来たりグルグルしています。

下の記事『動物たちとエッセンス』でも
生きものとの別れについて少し触れました。

なんの前触れもなくの突然死。
なんの心の準備もないままの長夜の別れ。

このとき私は、立春にスタートした
アバンダンス・プログラムの真っ最中でした。

“豊かさ”のエッセンスやオイルを使いながら、
22日間にわたって様々なお題に取り組み
望む豊かさを手に入れんとするためのもの。

そんな私にとっての「豊かさ」に、
この猫はなくてはならない存在でした。

プログラムで出されるお題のひとつに
“豊かさの地図を描く”という日があります。

それを下絵だけ描いて先延ばしにしていたので、
清書しようと机に向かってすぐのことでした。

その地図の下絵には、
愛するこの猫と一緒に里山の自然の中で営む
私にとっての豊かな暮らしが描かれていました。

下絵を見るのも辛く、
2回目のアバンダンス・プログラムも
そんなわけでお題(=エクササイズ)は
最後まで完走することはできずじまい。

あと数日のことでしたので、なんとか
朝晩のエッセンスだけは摂り続けました。

アバンダンス・プログラムというのは
実にすごくて、ときどきこんなふうに
一見、豊かさとは真逆のことが起こります。

ただし長い目で見れば、このような別れ、
失業や離別といったネガティブな出来事も
間違いなく各人が望む豊かさへの一里塚。

もちろんそんなつらい出来事に直面した
そのときは、誰しもそれどころじゃありません。

(なんで?…なんで“今”なん?なんで?)

そんな思いしかなくなります。

そんな思いしかなくなって当然です。


私も悲嘆のプロセスを行きつ戻りつしては
心揺らしながらも、それでもやっぱり
心のどこかでうっすらわかってはいるんです。

これが最善で、宇宙の流れは完璧なのだ

と。


そして、いつになるかは知らねども、
この後にやってくる大きな大きな“豊かさ”。
それがなんであるかも、心の深いところでは
うすうす気づいています。

それが叶うなら、ほんとうに驚くような豊かさ。

私のことばで表現するなら“恵み”でしょうか。


今回、突然あちらの世界に還ってしまった
この猫が置き土産した深い愛とその教えは、
大変に大きなものでした。

ご披露できるものについては順次noteに記し、
公開してまいりたいと思います。

どなたかの役に立つかもしれないし
どなたの役にも立たないかもしれない。

ただ一つだけ確かなことは、
私が今書き残したいというその気持ちひとつ。

書き切れるかどうかも現時点ではわかりません。
後に取り下げる内容もあるかもしれません。

昨年、バイオリニストYUKIさんから受けた
満月ヒーリングのあとの気づき同様、
後からあとからあふれ出る気づきや感謝。


これから始める一連の記事作成は、
取りも直さず私自身の癒しのためのものであり
現在進行形のアウトプット作業です。

目にするお人によっては過去のお別れを思い出し
辛い気持ちになるかもしれません。

気の向くままに書き散らすなら
チラシの裏に書いた方がいいのかもしれません。

この場に出せば必ずや読んでくださる方がいる。
それを知っているからこその、利己的な
心の浄化方法かもしれないとも思います。

もしよろしければ
ひとつ、このお話にお付き合いくださいませ。

いつもご訪問くださりありがとうございます。

読んでくださる優しい皆様にも
ありったけの感謝を込めて。


mimico.

#猫との暮らし #フラワーエッセンス #グリーフワーク #アバンダンスプログラム #豊かさ #死別の悲しみ #浄化 #昇華 #癒し

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