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国によって全然ちがう英語のアクセント

私はシンガポールでエンジニアとして働いているのですが、会社には20ヶ国以上の国籍の社員がいます。入社して最初に驚いたのは、出身国によって英語のアクセントが驚くほど違うということです。日本にいたときはアメリカ英語ぐらいしか馴染みがありませんでしたが、イギリス・オーストラリア・インド・シンガポール、その他アジア諸国など、国によって発音が全く違います。

今はだいぶ慣れましたが、最初はインド人の同僚の話している言葉が英語かどうかさえ分かりませんでした。でも、彼らはそれを全く気にせずに堂々と自信を持って話しています。日本人の英語も日本人特有のアクセントがありますが、あまり気にせず堂々と話すことが大事だと思います。

インド英語のアクセントはこんな感じです。

入社してから3回ほどチームの変更があったのですが、チームメンバーが変わるたびに新しいアクセントに慣れる必要がありました。慣れていないアクセントだと、最初は何と言っているのか全然分からなくて絶望的な気持ちになります。しかも、同僚たちはその全てのアクセントをちゃんと聞き取ってコミュニケーションを取っているので、ものすごく劣等感を感じて落ち込みました(今でもしばしばあります)。

また、ネイティブスピーカーでもゆっくり話す人もいれば、マシンガンのようにものすごいスピードで話す人もいます。もうこれはその国のアクセントの英語を聞きまくって慣れるしかないので、YouTubeなどでひたすらその国の英語を聞いています。最近はオーストラリア人と一緒に働くことになったので、オーストラリア英語のYouTubeチャンネルばかり観ています。

自分だけが周りの英語を聞き取れないのかと思って劣等感を感じていたのですが、意外と他の人たちも慣れていないアクセントは聞き取るのが難しいのだと分かりました。ネイティブスピーカーのイギリス人でも、最初はインド人の英語が全然聞き取れなかったり、シンガポール人でもオーストラリア人の英語が聞き取れなかったりするそうです。

日本語も、地域によって訛りや方言がけっこう違うので、日本語の非ネイティブスピーカーからすると標準語以外の日本語を聞き取るのは難しいんじゃないかと思います。

以下の動画を見てもらえると、同じ言語を話しているのに国によって全然アクセントが違うのが理解してもらえると思います。

シンガポール英語

オーストラリア英語

イギリス英語

いろんな英語を聞き取れるようになるまで道のりは長いけど、地道にやっていこうと思います。

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