図書館と絵本の話
娘様が生まれてから数ヶ月が過ぎた頃、我が家には1つの習慣ができた。
2週間に1回の図書館訪問。娘様に献上する絵本を探しに行く。
今日は夫婦別行動。妻様が買い出し、私が娘様を連れて図書館で本を借りる算段で1日が始まった。
朝食後、最近短くなってきた娘様の朝寝が終わると、昼食までの間が少しばかりでかけられる時間帯となる。
「帽子は必ず被らせること」「日焼け止めは必ず塗っておくこと」「水は積極的に飲ませること」これらは必ずお出かけ前に妻様からn回告げられる。大丈夫、ちゃんと守りますって、、。
無事に言いつけを済ませ、独り言の止まらない娘様をチャイルドシートに乗せる。いざ図書館へ。
この図書館は昔から地元にある、私も幼い頃から利用した覚えのある馴染みの場所。母に連れられ、なんたらクエストだかなんたらポッターだかを選んでいたのを思い出す。親としてこの場所に足を運ぶことになろうとは、なかなか感慨深いものがある。
さて、今日はどんな絵本にしますか、姫様。
最近は割と好き嫌いがはっきりしてきて、自分で選ぶようになってきた。
やはり目につきやすいカラフルなものがお好きなようですね。
赤ちゃんコーナーには平日、コロナ禍もあるのか、お客さんは我々親子だけ。ゆっくり選ぶことができた。娘様はぐずることもなく、終始ご機嫌にお出かけから帰宅することができた。帰りもちゃんと言いつけは守った。
赤ちゃんは絵本が好きというのは本当のようで、娘様も初めて絵本を見た時から目を輝かせてくれた。我が家最初の絵本は「もいもい」。地元にある絵本ショップでたまたま見つけて、衝動買いした。ほぼ意味不明の本だが、赤ちゃんには刺さる。今でも我が家では現役である。
絵本のいいところは、読み聞かせていると子供の成長がわかることだと思う。
最初は起き上がることもできなかったから、一緒に寝転がって読み聞かせ。最初は笑うこともなかったが、その内ニコニコするようになる。腰が据わったら、座って読み聞かせ。段々と自分でページを捲るようになってくる。
できることがどんどん増える、嬉しいね、姫様。でもページを食べるのはやめてね、それ借りてきた本よ。
これからはどんな成長が見られるかな。
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