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メンタルヘルスと投資・トレードの2本柱で記事を書いています。 現在、投資・トレードに集…

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メンタルヘルスと投資・トレードの2本柱で記事を書いています。 現在、投資・トレードに集中しているため、Xもそちらの専用アカウントにリンクを貼っています。 ブログ:https://avocado.hateblo.jp/

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インデックス投資から別の投資・トレードを始めたい方へ

はじめにAvoです。 今年に入り新型NISAが始まり、 日経平均が40000円とバブル期の最高値を超えました。 インデックス投資をはじめ、株投資を行っている方は、 景気のいい雰囲気があったかと思います。 インデックス投資だけを行っている方も、 証券会社のウェブサイトを見れば、 様々な金融商品が売買されていることに気づくでしょう。 「インデックス投資に慣れたから、個別株投資でもっと利益を得たい」 という方もいらっしゃるかと思います。 私はフィナンシャルプランナーでも、証券

    • 成功以上に大切な、リカバリーという人生のお守り

      長らくnoteで記事を書いていませんでした。 お久しぶりです。 何をしていたかというと、 もっぱら投資・トレードに熱中しておりました。 関連本の読書で勉強したり、 身銭を切って取引を行って、その結果を観察したり…。 成果はともかく、 「お金を稼ぐ」ことに対する一つの強力な手段を突き詰めることは、 充足感を実生活に与えてくれています。 noteをしばらくお休みしていたのには、理由があります。 記事を書く時には、 「自分の内面に響いたものをまとめ、掘り起こしてアウトプットする

      • 読書を始めたころを思い出して

        本を読み始めたのは、学生時代の留学仲間の影響だった。 彼は数字を根拠に、魅力的で説得力のある話を多くするのだった。 年300冊の読書力は伊達ではなく、 「こういうことを知りたいのだけど」と言えば、 本屋でいくつかをぱっと見繕ってくれた。 仲間への憧れで本を読み始めたのではなかった。 彼の様子を見ていれば、 どれだけ本が人生に大きな影響を与えるか感じられたからだ。 単純に世界の見え方を変えるのが本の力というのもあるし、 考えを構築していく上で、本のソリッドな知識を使うことが

        • 双極性障害になって20年

          カレンダーの日付を確認して、ふと気づく。 私が双極性障害になってもう20年になるのか…。 病歴20年目を記念日として覚えてはいなかった。 もう病気は自分の一部であり、 「あたりまえ」のようになっていた。 メンタル疾患を抱える人の少なくない人が、寛解を望んでいる。 私も病気になって10年までは寛解(事実上病気が完全に治ること)に 希望を持っていた。 残念ながら寛解はしなかった。 それに近い時期は確かにあったのだが、 服薬量を減らすとともに、 メンタルが上下し、日常生活が乱

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          「何者かになって成功する」ことについて

          人生の進路で困っていた時をきっかけとして、 私は「何者かになる」ということに強い興味を抱いた。 「何者かになる」とは? それは、他者から「こういう人だ」と呼びやすい社会的立場を手に入れて、 ほどほどに成功した状態になることだ。 当時の自分の場合、 英語のできるエンジニア、研究者、病気の克服者、システムトレーダー…に なって情報発信できないだろうかと考えていた。 「何者かになる」ということは、単純にアイデンティティを得る ということだけではなく、 「自分の気に入ったものを

          「何者かになって成功する」ことについて

          リカバリーに向けて

          第2回目の途中経過報告をしたくなった。 『「病気がアイデンティティ」の次の段階を目指』したらどうなったか? メンタルヘルスの病気とアイデンティティは切り離せないものなのか? 「自分は病気」と思う不幸感から抜け出すことはできないのか? 完全に失敗した試みがある。 それは、病気を克服したかのように実生活を送ることだった。 病気のない健康的な人のように、多少無理をしてでも、 アクティブで負荷のかかる生活を送ることは、 結局のところ、体調を崩すことにつながっ

          リカバリーに向けて

          お金に対する自分なりの答え

          お金の心配をしだしたのはいつのころだろう。 いや、お金だけが悩みではなかった。 環境が変わり、仕事が変わり、自分を変えなくてはならなくなり、 いろんな悩みが噴き出した頃だった。 金融庁が「老後に2000万円」足りなくなるという議論を公開しなくとも、 漠然と「今の生活を続けられるだろうか」と思い、 それに対する答えは漠然としたNoだった。 自分の身に降りかかる変化や不幸の源泉がお金にあるように感じられた。 世に売られる本にはこう書かれている。 「お金を求めても、本当の幸せは

          お金に対する自分なりの答え

          幸せの見つけ方

          なりたいものになれていなかったり、 ほしいものに手が届かなかったり、 注目されず寂しさを抱えたりしたとき、 人は「不幸だ」と感じる。 「幸せ」は崖を挟んだ向こう側。 あるいは、追っても逃げていくかげろうのよう。 「こうなったら幸せ」と思ったときから、 「今は幸せではない」という前提が生まれる。 では今が幸せと思えばいいのだろうか? 足元にあって当然の小石は、 他の人にとっての「崖の向こうの幸せ」だろうかと。 それは難しいことではある。 感じないものを感じるようになるに

          幸せの見つけ方

          僕らの初期設定

          少し前に、『「病気がアイデンティティ」の次の段階を目指す』というnoteで決意表明をしたことがあった。 私には持病がある。 けれど、当事者として発信することをやめて、 敢えて別の方向を模索することができるのではないか。 その試みのスタートだった。 しばらく経ち、大きく価値観を揺さぶられる本に出会った。 『これは水です』という本。 アメリカの大学での、ある作家のスピーチを書き起こしたものだ。 僕自身がじかに経験することは なんであれ この僕が宇宙の絶対のど真ん中にいて 実

          僕らの初期設定

          「心の帳簿」

          長い間引きずっていたことがある。 高校自体からの友人、いわゆる旧友の一人と関係がこじれ、 離れて行ってしまったことだ。 原因は正直良くわからない。 しかし、誤解が生じうる要因はいくつか思い当たる。 こちらの状況を正しく伝えられない状況で、 相手の期待を裏切ることが生じてしまったがために、 誤解が生じてしまったのだろうと思う。 この不運は「自分のせい」と思っていたことで、 自己肯定感にかなりの影響が出ていた。 しょうがないと思えるようになったのは、本当に最近。 「心の帳簿

          「心の帳簿」

          スマイルキャッチャーの「取得」ボタン高速化について

          ○イントロダクション「スマイルキャッチャー」とは、 無料で配布されていたオプション取引に関するツールです。 一旦公開停止となりましたが、以下のサイトにて復刻され、 条件付きでの無料配布となっています。 スマイルキャッチャーsc0.64.rdx/ダウンロード | ゑもんレポート【オプション取引編】 個人でのオプション取引に非常に有用なツールですので、 私的利用の範囲で改良を加えてみたいとソースコードを見ていたところ、 動作の高速化を若干行うことができると分かりました。

          スマイルキャッチャーの「取得」ボタン高速化について

          手渡されたバトンを見直す

          最近、株式投資に興味が湧き、関連本を読むことが多くなった。 投資市場に参加する誰もが、「損をしたくない。儲かりたい」と思う。 そこでは、お金という即物的なパワーの応酬があり、 価値の売買と変動により世界経済の一面を反映するというのは、 改めて興味深い。 私も一つ噛んでみようと思い、本屋の雑誌コーナーを巡る。 最近の投資雑誌のメインテーマはこうであった。 「放ったらかしで、儲かるインデックス投資」 インデックス投資とはつまり、 日経平均やTOPIX、ダウ平均といった、 株式

          手渡されたバトンを見直す

          [2019年2月]メンタルヘルスニュースまとめ

          TwitterBot「メンタルヘルスのるつぼ@MentalHealthPot」では、 メンタルヘルス・精神疾患・精神障がいの キーワードを含むニュースを自動で紹介しています。 その中でも特に反響の大きかった記事、印象的な記事を、 コメント付きでピックアップしています。 本noteでは、 2019年2月で呟いた1300のニュースのうち35をピックアップしました。 反響の大きかったニュース7浪で医学部合格、3児の母の熱意 医師国家試験へ奮闘中 | 東洋経済ONLINE -

          [2019年2月]メンタルヘルスニュースまとめ

          「メンタルヘルスのるつぼ」になるまで

          「メンタルヘルスのるつぼ」とは、Twitterのボットの一つだ。 毎日数十というメンタルヘルスに関するニュースを取り上げる。 フォロワーは2019年2月現在で500人。多くはない。 ただし、ツイートを1回見るたびに増えるインプレッションという数値は、 15万/月となっており、 ボットのニーズは確かにあることを裏付けている。 このボットの元々の名前は「メンタルヘルスニュース」だった。 シンプルに以下のようなニュースを自動でつぶやくことを 期待して作成したのだった。 「メンタ

          「メンタルヘルスのるつぼ」になるまで

          「自分の目・他人の目」

          何か行動を起こすとき、「自分の目・他人の目」は無視できない。 自分はどう思うのか。 他人はどう思うのか。 もしくは、「誰にどう思われようとも」と思うことさえ、 他人の存在を意識しているし、 「自分がよいと思う方向」を暗に意識している。 「自分の目・他人の目」というのは、 それほど区別するものではなくて、 異なる側面を映しているだけだったりする。 例えば、「相手を楽しませたい」と思う。 相手の気持ちの側に立っているから「他人の目」のようではあるけれど、 「楽しませたい」の

          「自分の目・他人の目」

          「病気がアイデンティティ」の次の段階を目指す

          メンタルヘルス系の病名は、アイデンティティになりやすい。 その理由はいろいろありセンシティブな面もあると思うが、 特にSNSでは、「こういう経歴の人です」とプロフィールに書きやすい要素として、病名はあると思う。 これが生活習慣病なら、そうではなかったかもしれない。 たしかに、メンタルヘルス系の病気は人生に少なくない影響を与える。 「闘病している、していた」というストーリーも含めやすい。 そのことを、決してネガティブに捉えているわけではなくて、 「苦労」という要素を、人が

          「病気がアイデンティティ」の次の段階を目指す