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税理士試験を受けてきた 2023 ②

↑ の記事の続きです。

試験当日

例年、財務諸表論の試験問題は、前半の理論問題と後半の計算問題に分かれており、出題形式には大きな違いはありませんでした。

後半の計算問題については、自己採点をした感じ、ボーダー以上(7割くらい)はとれていそうな感じだったのですが…。
前半の理論問題で、問題をよく読んでいなくて間違えてしまった所がいくつかありました。これがとても痛かったです。やってしまった…となりました。
試験が終わり、今は来年の試験に向けて簿記論の問題を解いていますが、
問題を丁寧に読むことをこれまで以上に心がけています。これは来年の試験でも特に注意しなければいけない所だと感じました。

また、理論の記述問題については、各資格学校の解答を見て「これを書いとけばよかったのか…」となるところがありました。
例えば、今年は臨時償却と減損処理の違いに関して記述させる問題が出ていました。この問題については、臨時償却について書けていなくても、なぜ減損処理が導入されるようになったかを書けていれば、部分点はもらえたようです。そしてなぜ日本に減損処理が導入されたかについては私も書こうと思えば書けたのですが、そういう方向に考えが至らず…。
(クレアールの講義だと、正直講義の中で記述問題の解き方・考え方についてあまりふれられていなかった気がします。国税庁から記述問題の模範解答のようなものが発表されているわけではないので、そこら辺について確実な考え方を教えるのがむずかしいとは思いますが、対策できるならしたかったと思いました)

あと、計算問題についても、解いていれば解けたのに、とばしてしまった問題がありました。そのあたりの見極めも来年の試験に向けて磨いていきたいところです。

今後の課題

来年受ける科目については、なるべく早めに過去問に入りたいなあ…と思います。答練などを解くことをとおして、ある程度は本番の試験の形式に慣れることができたのですが、それでも過去問を実際解いてみると「こうくるか…」というものはありました(例:問題文の指示が答練のように親切ではなく分かりにくかったり)ので、そういうのに慣れるためにも早めに過去問対策に入りたいなと思います。

あと、クレアールの簿財の講義は各個別論点の講義についてはとてもわかり易く、特に不満点はなかったのですが、「本番の試験問題をどう解くか」については物足りなさを感じたり、あとは先生の考え方と合わないなと感じるところがありました。
既に簿財と消費税法についてはクレアールの講座をとっているのですが、直前対策や他の税法科目については他校の講義を取ることも今検討しています。

試験が終わり、余裕もできたので、今後の進め方について改めて考えつつ、こつこつやっていきたいと思います。

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