ニューヨークに来て6年
私がマンハッタンのイーストヴィレッジに日本から引っ越してきたのは2016年。
やっとの思いで手に入れた労働ビザと初めてのアメリカ企業への就職にワクワクした。ニューヨークに来たいと思って、東京の会社を辞めてから1年かかって仕事を見つけた。あの時は若かったし、本当にニューヨークのこともアメリカの事も知らなかったからできたなと今でも思う。
運良く私の事を面接してポートフォリオも気に入ってくれてデザイナーとして雇ってくれたのは、自身も両親が移民の女性だった。
バシッとスーツを着込んで口紅もバッチリだし、ハイヒールも決まってるし豹柄がすごい似合う南米系。面接の時から怖かったけど、正に私がイメージしてたニューヨークのキャリアウーマンだった。
見た目とは違って私のビザのサポートも協力してくれたし、彼女に会えてラッキーだったと思う。
特にトランプ政権に変わる直前のアメリカにしてアメリカの学歴もなにもない私が受け入れてもらえたのは奇跡だったと今思う。
今日久々にその時の同僚に会って何か書きたくなった。私がアメリカに来て経験した事がこれからくる誰かの助けになったら一番嬉しいし、ならなくても自分を見つめ直すいい機会にジャーナルにしようと思って。
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