見出し画像

近況報告 2024/2

あけましておめでとうございます。2024年初投稿ということで2023年の振り返りと新年の抱負をまとめたいと思います。50分前に2月に入っちゃったけど。

2023年総括
最も大きな変化として、将来の夢が決まりました。研究者になりたいです。これまでは、研究者なんて将来性がない、なったらおわりだと勝手に決めつけていたけれど、実習を通じて生の研究の場に触れる中で、この空気を吸いながら生きていきたいと感じました。それに、生物学は今一番面白い学問だと本気で信じています。
 ノーベル賞を受賞された本庶佑先生は、インタビューで「教科書を信じるな」と発言され話題になりましたが、これは彼が生物の真理を追究する者であるからこその言葉だと思います。生物学において、教科書を塗り替えるブレイクスルーは全く珍しくありません。わかりづらいけど的確な例えを挙げると、生物学におけるブレイクスルーは新種発見と同じくらい世間のイメージと乖離しています。皆さんの間では、新種というのは大変珍しく、これを発見するのは人類史に残る業績だというイメージがあるかもしれませんが、ただただ新種(研究の文脈では未記載種という言葉の方が正確)を捕まえるだけであれば、コスタリカの山奥で捕虫網を数日振り回せばだれでもできます。ひょっとしたら数時間で十分かもしれません(ただし、その虫が新種であることを証明することには多大な労力がかかるし、ほとんどの人はそれが新種であるかどうかなんてわかりません。そこに分類学者の光るものがあります。) 生物学研究も同じ状況にあります。研究者の日常は新規的な発見のヒントに満ち溢れていて、その奥にそびえる真理は静かに日の目を見る時を待っています。教科書は書き換わり続けます。分野によっては専門書の更新されるスピードよりも、研究が進展するスピードの方が速いのではと錯覚します。いまになって本庶先生の言葉を聞くと、scienceの基本姿勢を語り掛ける明訓であるとともに、生物学の可能性を訴えかける甘美な誘いにも思えてきます。

 やや抽象的な話をしてしまいましたが、とにかく生物学は可能性に溢れています。自分もまた、この分野を突き進む一人のパイオニアになりたいと強く思います。

 くだらない身のまわりのこととしては、ボルダリングも頑張ってたけどそれは2022年から継続なのでカット。生物関連では10年ぶりに船釣りに行きました。それも2回も。10年前に馬鹿酔ってから敬遠していたのですが、自身の採集可能性を広げるべく乗船。2回とも死ぬほど酔いましたし、2回目は友達に本当に迷惑をかけて申し訳なかったです。帰りは波が高く、船全体がしぶきをかぶるので釣り客はキャビンに入ることをすすめられたのですが、自分はあまりの船酔いに微動だにできず、デッキに転がっていました、そんな自分をかばって背中で波よけをしてくれたY君。あまりの感謝と申しわけなさで言葉にできません。見捨てないでほしいです。また誘ってください。
 またまたくだらないこととして麻雀を始めました。ワーキングメモリが極小のため、ボードゲームは基本的に苦手なのですが、麻雀は運要素が大きくて楽しめます。
立直一発自摸ドラドラ赤!

今年は研究室配属が段階的に始まるので、研究を頑張りたいです。あとは院試ね。音楽とか美術とかマラソンとかやりたいことは他にもいろいろありますけどまた別の機会にかけたらいいな。最後まで読んでいただきありがとうございました。自己顕示欲が満たされるのでスキをして帰ってください。


幼稚園児だった筆者の七夕の願いごと
実家で発掘され、こんなことを書いた記憶は全くなかったので驚きました。今の自分を見たら昔の自分は喜んでくれそうなので、よかったです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?