車を運転するのが好きだ。
大人になって知った新しい自分。
私は車を運転するのが好きだ。
それは「私はどこにでも行けるんだ」
という自信と開放感を感じられるからだ。
アクセルを踏めば車は必ず前に進む。
もちろん渋滞にハマってしまってイライラすることもあるけれども。
この「前に進んでいる感覚」が私は好きで、それは仕事とかプライベートが行き詰まって停滞していると感じているからかもしれない。
「私は私の意思で物事を前に進めている」
そんな感覚に救われている。
特に大好きなのが、夕暮れ〜夜の運転。
オレンジと紫と黒のグラデーションが、やがて黒一色になっていく瞬間。この瞬間に私は私の意思で前に進んでいる。そんな自分の姿が好きなのだ。
東京に住むわたしは、免許は大学生の時に取得していたものの、少し前までは車の運転なんて無縁だと思っていた。
公共交通機関が素晴らしく機能しているから自分で車を運転する必要もないし、何より東京の駐車場料金は高いから、車の維持が大変である。
それが仕事の関係で、地方を運転して回る役割を負うことになり、車を運転する機会が多くなった。
最初は、事故が怖くて、なんでこんな役割を負わなきゃいけないんだ...と途方に暮れたが、今では運転が大好きである。
いつか自分の車が欲しいなと夢を見ている。
自分の車を買うなら、クラシックな外観で、内装はまるで自分の部屋にいるような...そんな車が欲しいと思っている。
今気になっているのは、ラパンという車。
このミントグリーンでクラシックな形がたまらない。
でも、マイカーを手に入れるのはまだまだ先になりそうだ。
(お金的にも、どこで維持管理するのかという現実的問題もある。)
しばらくはレンタカーで我慢しよう。
これからも安全第一で、ルールを守って、長く車と付き合っていきたいな。
おしまい。
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