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20210810

久しぶりに今日、週刊少年ジャンプを購入した。というのもBLEACHの読み切りが掲載されたからだ。最終回の後の後日談的なもんかと思い、読んでみたが良い意味で予想を裏切ってくれた。

昔から、ONE PIECE、NARUTO、BLEACHと有名どころのジャンプ作品を読んできたが、俺はBLEACHが1番好きだ。

独特なカッコ良い言い回しやポエム、改号などが俺の厨二心を掻き立ててくれる。キャラクターも一人一人信念があり、これもまた良い。

キャラクターも非常に多く、好きなキャラクターも沢山いるがその中でも特に俺が推しているキャラクターがいる。

それは"吉良イヅル"だ。

護廷十三隊という集団の三番隊副隊長が彼である。彼は、根暗で自虐的で周囲とも一歩距離を置いているような性格である。(泥酔時)

隊長や副隊長は基本的に自信ありげな連中が多いのだが、彼は謙虚だったり卑屈だったり冷めたりしていて言うなれば少し浮いているような存在だ。そこがまた特別な感じがして良い。(泥酔時は除く)

また隊士は、此処に斬魄刀という刀を持っており、各々形状や能力が異なっているのだが、イヅルの斬魄刀の能力は派手さこそないが、妙にリアリティが感じられてかっこいい。

斬魄刀の名前は、"侘助"

能力は斬ったものの重さを倍にするというもの、2度切れば更に倍、3度切れば更にそこから倍とまるでド○えもんのバイバインのように倍増する。

最終的に切られた相手は重さに耐えきれず侘びるかの如く頭(こうべ)を差し出す。と言うところから侘助という名前が来ているのもまたオサレ。

また最終章で強くなって戦線復帰したりもするのだが、そのシーンもまた非常にオサレでカッコ良いので是非見ていただきたい。

簡単に吉良イヅルの紹介をさせてもらったが、単純に親近感が湧くキャラに俺はどうしても好感を抱いてしまうが故にイヅルが好きなのかも知れないとも思っている。

俺もキャラクター的に確実に正義のヒーローみたいな立ち位置ではないし、主人公には絶対になれないと思っている人間だ。だからこそ脇役として自分に似た者が活躍していれば、そこに憧れてしまう。

卑屈でもいい。ひ弱でもいい。生真面目でもいい。そんな人間でも活躍できる。そういうものを吉良イヅルは見せてくれる。だから俺は好きだ。

今週掲載の読切のイヅルも実に良かった。

BLEACHに幸あれ。

参考:BLEACH 73巻 654.Deadman Standing

サポートが嬉しいと言うよりも、君という1人の人間に楽しんでもらえたことを実感できることが何より嬉しいです。