遠藤京子

マクロビオティック料理師範で鍼灸師です。さまざまな養生法をお伝えしようと思います。また、オーロラ自由アトリエ(出版社)の主宰者です。批判精神を忘れない社会批評も、ここに記します。この世界のすべての事柄はつながっています。養生法といえども、政治や社会から目を逸らしてはなりません。

遠藤京子

マクロビオティック料理師範で鍼灸師です。さまざまな養生法をお伝えしようと思います。また、オーロラ自由アトリエ(出版社)の主宰者です。批判精神を忘れない社会批評も、ここに記します。この世界のすべての事柄はつながっています。養生法といえども、政治や社会から目を逸らしてはなりません。

    最近の記事

    原発事故からの避難

     2003年4月に東京・目黒で開店した自然食品の店「あらいぐま」は、2011年の原発事故の2年後、閉店しました。そして、さまざまな残務処理を行ない、2013年3月に、沖縄へ避難移住をしました。  自然食品店をはじめたのは、私が生まれ育った家の家族、両親と妹が皆、病気で亡くなったことも、理由の一つです。私の家の食生活は、典型的な戦後、食生活の改善と称して作られた「フライパンママ」の作る洋食に偏ったものでした。和風惣菜が出てくることはほとんどありませんでした。酒飲みでもないのに

      • 『もう 肉も卵も牛乳もいらない!』

        完全菜食主義ヴィーガニズムのススメ 著者/エリック・マーカス(酒井泰介訳) 早川書房  この本の表題にある〝いらない〟理由が、三つの観点から論じられています。一つは、健康上の理由から。肉、卵、牛乳などの動物性食品を避けることが、心臓や癌などの予防に明らかに役立つことを、いくつもの事例を挙げて、説明しています。  二つ目は、家畜動物への共感から。現代の畜産業では、家畜は目に余る虐待を受けています。狂牛病は、いわばそのツケとも言えると。   三つ目は、環境保全。飢餓撲滅のため

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        • 「酵母エキス」—自然には存在しないもの。

           自然食品店に売っている加工食品も、近頃では豊富になって、カレールウだけでなく、レトルトカレーもあるし、お総菜、冷凍食品・インスタントラーメンだってあります。いちおう食品添加物、たとえば、保存料・着色料・増粘多糖類・蛋白加水分解物・化学調味料などは使われていません。ところが、どういうわけか、そのほとんどに、「酵母エキス」というものが使われています。  私はいつの頃からか、たとえばインスタントラーメンの中でも、もっともいろいろな物が入っていないのに、かなりの完成度であると思って

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          • マクロビオティック食堂「あらいぐまの台所」があったころ。

            休業して10年、もう実質閉店。  2007年に東京・目黒で、マクロビとティック食堂「あらいぐまの台所」を開店した。この食堂は、自然食品の店「あらいぐま」に併設していた。  マクロビオティック食堂と名付けたのは私。レストランじゃなくて、食堂というコンセプトだったのだけど、その後、「かもめ食堂」という映画がヒットしたけど、私の方が先だよ。    この食堂の厨房を、一人で切り盛りしはじめて、助手を募集した。半年もすれば、週に2日くらいは交代してもらえる人材に育てようとの魂胆ではじ

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            死体を演ずる。

            なんでもやるイ・ビョンホン。  日本でのいわゆる韓流ブームのきっかけとなったテレビドラマ「冬のソナタ」(NHK総合2004年)。普段あまりテレビを見ないが、当時、たまたまつけたら、何やら日本のものではないらしい雰囲気が漂うドラマをやっていた。日本語吹き替えなので、すぐには分からなかったのだが。 これってもしかして、韓国の? と思って調べたら、どうもそうらしい。もともと、韓国映画のクオリティーの高さに、東京・千石にあった三百人劇場で、ときどき開催される韓国映画週間には、地下鉄

            何が〝おめでたい〟のか。

            2022年11月のコメント  最後の方はまばらになったエキサイトブログの、これが最後の投稿。なんとか今年の1月まで引っ張ってきたので、ここから先は、リアルタイムの投稿がはじまる。  さて、本日の沖縄は暑かったです。部屋の中ではタンクトップでも熱くて、エアコン(冷房)をちょこっと入れました。空は秋でしたけど。  タイトルの写真は、今日の空。 2022年1月22日 明けまして、何がおめでたいのか、分からない件。  高校を卒業するころから「明けまして……」と世間で交わされる新年

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            韓国ドラマを地でいく。

            2022年コメント  韓国・梨泰院で惨事が起こった。韓国社会では錫悦(ユン・ソギョル)政権の無策に対する批判が強まっている。昨年、文在寅政権下では、警察官が交通規制をしていた。  今年、尹政権は大統領府を龍山区にある国防部庁舎に移した。そのために、毎日700人の警察官が警備に取られるという状況になっている。しかも、参事のあった当日は、土曜日に行なわれる尹政権退陣要求のデモがあり、そのデモに対して何千人もの警察官を配備して、梨泰院に人が回らなかったとの情報も。また、尹大統領は祈

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            『死の国からも、なお、語られ得る「希望」はあるか?』 山口泉

            2022年のコメント  『死の国からも、なお、語られ得る「希望」はあるか?』は、文章と絵が見開きでレイアウトされています。これまでも自著などに挿絵を描いてきましたが、今回の著書は初めての試みです。各テキストは、日本語に加えて、韓国語・英語が併記されています。各地で絵の展示を計画していますが、新型ウイルスパンデミックの影響で、今の所開催を見合わせている状態です。  タイトルの写真は、この本の見開き。   2021年6月19日 7月下旬、オーロラ自由アトリエから、刊行予定!  

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            70の手習。

            2022年のコメント  この時から対して上達もせず、相変わらず難しいと感じている。経糸を均一に機械に張るのが難しい。思ったような色には仕上がらないというのもある。まあぼちぼち、やっていきます。  宮古上布は現在、年間生産反数が約20反、80人ほどが携わっているようです。宮古上布の原料は、苧麻(ちょま)で、本州では会津地方が唯一の生産地で、小千谷縮や越後上布が織られてきました。  昔は宮古空港に苧麻が展示されていましたけど、いまはどうでしょうか?  タイトルの写真は、宮古上布の

            再開で、何かが変わるか!

            2022年のコメント  このとき「再開」などと言っているけど、結局このあと数回で終わっている。それで今回、エキサイトからの引越しで、再再会となった。  新型ウイルスのパンデミックは、私個人にとっても深刻な時代を引き起こしている。年齢的にも感染したくないし、高リスクな家人もいるので、すでに3年近くこもっている状態。心身ともに運動不足状態で、かなりまずい。  他者との交流も意見交換も、もっぱらネットでのやり取りのみ。かなりまずい。以前はかなり気楽に、どこへでも行き来していた。もと

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            人の弱みにつけ込む汚い国、ニッポン。

            2022年のコメント  この「福島、元気?」というパンフレットは、2018年、数か月台湾に滞在してたときに手にしたものです。台湾では、テレビでも、女性ニュースキャスターが福島を訪れて、原発の現地取材や市場で海産物まで食べてみせるといったような特集番組がありました。  一方で、当時はまだ、東北や関東が産地のものは輸入が制限されていたし、荷上げ次に測定して基準を超えているとのことで、返品されるような事態もありました。しかし、今では、その制限もなくなりました。  日本は原発事故の責

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            和平記念日。

            2022年コメント  第二次世界大戦中、日本は植民地である台湾からも、多くの人びとを兵士や軍属として徴用しました。「看護・炊事・洗濯」などの名目で女性たちも招集され、その多くが日本軍「慰安婦」として、男の相手をさせられました。他の国々と同様に、日本は台湾の被害者に対しても、国として、謝罪も補償もなしていません。被害者女性は、日本政府としての補償責任をさけ、曖昧な人道的対応といったレベルで済まそうとしてきており、公式の謝罪を行なっていない。  タイトルの写真は、台北にある「阿マ

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            漢字の世界で暮らしてみようと…………。

            2022年のコメント  「ロンドンにいたころのように」なんて嘘ばっかり。結局、台湾デイのブログは、これを入れて3回アップしただけで終わりました。数か月滞在したので、記録すべき事柄はいろいろあるのにです。  タイトルの写真は、住まいの近くでみつけたApple製品の修理屋さんの看板。 2018年2月27日 窓からは、スモッグの空……。  何か月ぶりかで再開するブログが、台湾からというので、驚く人もいるかもしれないし、人のことなんか、知らないよという人もいるかもしれないけど、ま

            山口泉さんが、韓国・光州の民衆美術を語ります。

            2022年のコメント  山口泉さんが淹れるコーヒーを飲みながらの集まりは、実はずーっと以前、東京・目黒にいたときから開催してきたことです。それこそネットがない時代から。そのころは、ハガキでお知らせを作って郵送していました。  いろいろな方に来ていただいて、お話をしていただいたり、歌っていただいたりもしました。月に1回のペースで行ないました。その場は「オーロラ自由会議」と名付けられていました。今ならYouTubeという記録・伝達方法もあるのに、当時は何もなかったし、ビデオを撮る

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            もぐさカフェのお知らせ

            2022年のコメント  この数か月は、ブログといってもお灸教室などのイベントのお知らせだけでした。もともとは、ブログを再開しようと思っていたところに、エキサイトブログより「note」の方がいいのではとのアドバイスを受けて、それなら引っ越しからはじめようと、スタートしました。  昔、ネットがない時代には、郵送費の節約のために「ハガキ通信」というものを作って、何百枚も送ったりしたこともありますが、いま、郵便はがきは63円、もうそんなことも出来ないですね。  タイトルの写真は、店の

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            もぐさカフェ moxacafé お灸教室 

            2022年のコメント  このころからブログがほとんど滞っていて、イベントのお知らせくらいとなっています。しかも、過去のイベントのお知らせなんて、今さらですよね。それでも一応こんなこともやっていましたと、記録としておきます。  「もぐさカフェ」ってなかなかいいネーミングでしょ。もぐさは「艾」と書きます。沖縄ではお馴染みのふーちば(ヨモギ)のことです。よもぎの葉の裏には薄茶色の短い毛が生えているでしょう。乾燥させたよもぎの葉を、すり鉢で擦って篩にかけると葉の部分が下に落ちて、歯の

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