作り置きの定番おかず ナムル
「さてごはん、どうしよう…🤔」
毎日のごはんメニュー、考えるのも大変ですよね。野菜嫌いの4歳息子もいるので、大人も子供も食べられるおかずにしたい!旬の野菜を食べたい!、と私も日々悩んでいます。
今日はそんなお悩みのために、AUREA.中谷家の定番おかずのナムルをご紹介します。
ナムルって、そもそも何?
ナムル(나물)とは、様々な野菜や山菜などを茹でて、ごま油や塩などの調味料で和える韓国の定番おかず(パンチャン 반찬)のことです。必ずと言っていいほど、食卓の一品になる家庭料理です。
我が家のナムルはごま油と塩がベースの味付けです。ごま油は風味はもちろん、茹で野菜との相性は良く使い勝手の良い調味料だと思っています。
白ごまもプラスして、身体の乾燥感や便秘ケアにも効果UPも見込めます。
身近だと、焼き肉を食べに行くとほぼメニューにある「ナムル」は
ほうれん草・にんじん・もやし、この3色かなと思っています。そこへ、わらびのナムルや大根とにんじんの酸っぱい酢ナムルもあったり、ピビンパもナムルとお肉などを乗せて食べる韓国料理の定番メニュー。最近ではスーパーのお惣菜コーナーでも3色のナムルを見かけることもあるほど、日本人に身近になってきていますね。
ナムルの作り方(レシピ)
ナムルにする野菜は、野菜によって茹で時間がそれぞれ違います。わらびやゼンマイなどの山菜は最近だと水煮を代用していますが、AUREA.ナカタニはできるだけ野菜のシャキシャキとした歯ごたえや味、風味を損なわないようサッと短時間茹でて作ることが多いです。(水煮は硬さを見た上で、サッと湯通し程度です)
調理法は食材によっては炒めたり、生の方法もありますが、我が家は基本的に茹でる方式です。
例えば、定番のほうれん草・にんじんの場合のレシピはこちら。
基本的に、ごま油や白ごまは多め、塩は少なめです。また、醤油を使うことはほとんど無く、にんにくのすりおろしも使用しません(今のところは)。なので、塩分控えめ希望の方や小さなお子さまにはオススメかもしれません(場合によってはごま油の量も調整してくださいね)。
ナムルも色々! 調味料もごま油ベースを変えてみた!
定番のほうれん草やにんじん、もやしはいつもスーパーにあるので、我が家の作り置きメニューとしてもマストになっています。野菜嫌いの息子もナムルにすれば割と食べてくれるので、無くてはならない存在です。
もやしなんかは、格安食材でかなり家計に嬉しい食材ですよね。
緑豆もやしは洗ってそのまま茹でるだけですぐにできるし、仕上げにラー油をかけたり、すりおろしニンニク少量を加えて和えれば、居酒屋の突き出しみたいになり酒のアテにもベスト!
もやしはぜひ「豆もやし」でお試しあれ
もやしといえば、韓国だと豆もやしが定番です。こちらのスーパーでも見かけるのでぜひ手に取って本格ナムルを作っていただきたいのですが、もし可能でしたらこの料理プロセスを加えて欲しいことがあります。
それは、「ひげ根」を取ること。
少々面倒臭い工程です。もちろんひげ根をそのまま取らなくても食べられますが、ひげ根を取ることで臭みが軽減したり、見た目も良くなります。韓国で食べた豆もやしナムルは、ひげのあるものをあまり見かけた記憶がないんですよ….
実家の母も割と「面倒だ〜」「面倒なのよ」と言いつつも取っていたような気がしますし、もやしナムルだったら「豆がないと美味しくないよ」と韓国で親戚が教えてくれました。
うちの旦那さんは豆もやしナムルを食べてから、いつも「やっぱり豆がいいね」と言ってくれます。確かに豆があるとコクが出るようで、あっという間に無くなります。
ごま油ベースだけでなく、塩麹でナムルも
ごま油は大好きなんですが、少々味付けのマンネリも否定できないナムル。それが一番野菜の美味しさを引き立てるのは理解しているのですが、今年は「塩麹」を使ってナムルを作ることが多くなりました。
▼ホタルイカについてはこちらのnoteもぜひ!酢味噌でも美味です
塩麹は酒精がはいっているのではなく米麹メインを使えば、小さいお子さま向けにも良きで安心です。調味料はごま油と塩の分量を変更するだけで簡単です。
この塩麹ナムルはまだまだ色々試作中です。他の調味料を加えてマリネにしたり。改めてnoteにUPしていきますね。
ごま油の薬膳的効能は?
ナムルに欠かせないごま油。韓国では、市場や小さな商店街だと胡麻を直接絞ってごま油にするお店もあるくらい。味も濃く香りも日本の市販のものよりしっかりしていて、かなりパンチがあると思います。徳島でも韓国食材店で見つけたので、時々購入しています。
ごま油、苦手な方もいるかもしれませんが、乾燥した腸を潤す効果は便秘タイプの方にはありがたい調味料。また、中医薬膳学では、大腸は五臓「肺」や「皮膚・毛穴」に関係が深く、大腸を整えることは咳や浅い呼吸、肌荒れを整えることと少なからず関わっているいます。
食材を選ぶ、調理方法を選ぶ、そして自分や家族自身の体調と向き合う。
ちょっとした工夫や薬膳メソッドをヒントに、健やかな食事や楽しい料理にしていきたいですね。
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