[秋の薬膳]旬を食す・すだち
地元徳島では、現在台風が接近中です。23日には秋分の日を迎え、夏の「陽」の季節からだんだん「陰」の季節、秋・冬になっていきます。
とはいえ、残暑やジメジメした蒸し暑さも残り、まだまだ暑さケアは少々必要ですね。
今日は”秋の旬の食材”として、地元徳島の「すだち」をご紹介します!
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徳島といえば、すだち!
9月になり秋の季節食材として、店頭にすだちがたくさん出てきました。柑橘系の青々しさとさっぱり感が多く、クセ少なめの爽快感があります。
かぼすと間違えられやすいすだち。大きさが違うけど見た目がほぼ一緒…正しくは、かぼすの方が大きいです。テニスボール弱くらい?とか。
神山町というところが、すだちの産地として有名です。店頭で購入する方はいると思いますが、我が家は義母からいただくことが多いです。その量、ハンパないです!!大きなビニール袋2つ分とか。冷蔵庫の野菜室の1/3を占めることもあります。
主人が「すだちは買わなくていいよ。たくさんもらうからね」と徳島移住前に話していたことを思い出します。本当、そうです!
我が家のすだちメニュー、特に何かを作るというよりは、メインの料理を引き立たせる役割がすだちかなって思っています。
AUREA.のすだちメニュー
そのままちりめんジャコと一緒に
定番・唐揚げに
我が家の唐揚げはしっかり醤油ベースで味をつけてから揚げるので少々濃いめです。そこにすだちを絞ってさっぱりとさせてます。塩麹ベースの唐揚げにも良いですよ!さっと塩をつけて食べる揚げ物全般との相性は間違い無いです!
すだち素麺に
残暑はあるといえ、素麺を食べる機会が少なくなってきています。あまりがちの夏の食品は今ならすだちで素麺にしてしまうのはどうでしょう?
と言っても、すだちを薄くスライスするのは大変そう…なんて思うかもしれませんが、関係ないです!厚くても輪切りがしっかりあればOK!
食べる時にさっと搾ったすだち汁を入れたり、輪切りを箸で押さえながら食べたりするのもいいですよ。
麺つゆベースの冷スープとすだちだと割とさっぱりめな味付けなので、私は韓国の定番つけダレ「ヤンニョン」を入れて味変しましたよ。
▼チヂミや揚げ物にも◎!韓国のつけダレ「ヤンニョンダレ」レシピはココ
やっぱり秋刀魚でしょう!
秋は秋刀魚が食べたくなります!名前にも「秋」の漢字が入っていますね。これは間違い無いです。大根おろしや醤油もいいですが、塩多めに焼いてすだちをかける、これは私の定番です。
お刺身もいいけどカルパッチョもね
刺身にも◎秋の戻り鰹にも、生姜や玉ねぎなどの薬味と一緒にすだちを投入します。薬味野菜との相性、バツグンです。
この時は、お出汁入りの醤油ベースのソースにすだち汁をいれ、敢えて和風カルパッチョにしました。薬味は生姜とみょうが。すだちの輪切りを飾りながら、食べる食前に岩塩をガリガリ振り、個別で追いすだちで食べました!
喉越しのいいソーダ割で
たっぷりとたっぷりと入れます。搾り汁はもちろん、輪切りにしたすだちも一緒です。
冷え過ぎ注意な冷たいドリンクですが、暑さが残る外から帰宅した時など、喉の渇きを癒すソーダはやはり美味しいです。
すだちの薬膳的効能は?
すだちは身体を冷やしもせず、温め過ぎもせずの性質(平性)なので、冷え性さんでもほてり屋さんでも気にせず摂れます。
上の不調やプチケアに良いですが、今進行中の”乾燥対策”にすだちはオススメです!
ぜひ皆さまもお手に取ってみてくださいね。
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