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何度でも使える魔法は服を買うことだから死にたくなったら服を買う

1年は365日ある。
そのうち自分が持っている服の組み合わせは何パターンだろうか。

1日の自分を構成するアイテムは、どれだけの愛、意思を持っているだろうか。

どうにもこうにも駄目な時は、服を買う。
高くても安くても値段は問わない。
着れるとか似合うとか問わない。

自分の好きな服を買う。


お守りとしての「衣服」

私のお守りに「衣服」がある。
過去、私は幾度となく死にたい気持ちに苛まれてきた。

その度に服を買う。

着れなくてもいい、高くてもいい、安くてもいいからとにかく自分の琴線だけは守りたかった。

誰に何と言われようと自分が好きな服を買うのだ。

自分が手に入れたこの可愛いお洋服に袖を通すまで私はまた死ねなくなった。という気持ちになる。

好きな服は自分のお守りになる。

人は見た目が100%か

人は見た目が100%か
中身が100%かという問いには、

中身が滲み出る最初の膜の割合が衣服だと言いたい。

数字で答えられてなくてごめん。

でも割合はその時々で移り行くものだと思うから。

例えば、こういう自分になりたいというイメージを思い浮かべてそれを服でどれだけ表現するかによって割合も変わる。

ハロウィンのコスプレでどこまで再現するか、のような。

戦闘服という表現があるように貴方を守ってくれる。戦わずとも守ってくれる。


理想の自分に近づく為だとか他人の価値基準に照らし合わせた○○ウケだとかそれも大事だけど

服を買うことは何度でも使える小さな魔法なのだ。

服を買うと自分のクローゼットのアイテムが増える。組み合わせを考える時間が増える。この服をどこに着て行こうか?の時間が増える。

どこか行く時に着る為の服を買うというパターンだけでなく、この服にどこかに連れて行ってもらうというパターンで服を買う。

服は貴方のまだ見ぬ世界を知っている

いつもと違う服を着た日はなんだかソワソワしないだろうか。

それは服が貴方に何か伝えたがっているのだ。

浴衣や着物を着ると洋服とは作りが違うこともあるが、普段より少し歩幅が狭くなり、そしてなぜだか背筋がピンと伸びた経験はないだろうか。

いい服や普段と違う服を着ると、無意識のうちにその服に合わせた振る舞いをしたり他者からそれ相応の扱いをされる。

浴衣や着物に限らず、服にはそういう力がある。


その貴方が選んだ好きな服が貴方のまだ見ぬ世界へ連れて行ってくれるなら

貴方はどんな服を買う?


1年365日、あと何着好きなお洋服を着れるのか考えたらいてもたってもいられなくなって、古着屋で素敵なワンピースをお迎えしたのでこの文章を書きました。

着た写真を撮ったら載せるね🤳

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