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後処理よりも前準備をしよう

こんにちは!aun pick 鈴木です。今日も雪が降りそうですね。

私は若い時からずっと、「後処理よりも前準備」って言葉を信じ切っていまして、すっごい面倒なことでもきっと今準備するから後処理で時間をとらなくて済んでいるって思っています。20代前半でめっちゃ後処理に追われたことがあって、そういうのって残りますよね。人よりも面倒くさがりだけど前準備だけは徹底していると思います。そんな話にちょっと近い言葉があったので、引用しますね。

というわけで、適度な失敗は大いに歓迎に値するものでしょうが、生涯のトラウマを残すような失敗には出会いたくないものです。そのためにはどうすればいいのか。 ひとつは、物事を考えるとき、考え方の基本を誤らないことです。何を考えるときでも、考え方の正しい手順というものがあります。先に考えておくべき「先決問題」というものがあります。先決問題はやはり先に考えておかないと、必ず後で問題が起きます。かといって、いつでも何が先決問題か分かっているというものでもありません。問題を具体的に考え始めることによってしか何が正しい手順なのか分からない、ということも大いにありえます。 つまるところ、大切なことは、まず問題に具体的に取り組み始めることです。そして、途中で必ず「何が適切な順序か」分からなくなるという事態に遭遇するでしょうから、そこで集中的に「考える順序の問題と先決問題の議論」に取り組むのがいいということです。

(中略)

若いときに犯す大失敗の原因でいちばん多いのは「思い込み」だということです。「それはこうに決まっている」と、君たちがほとんど公理同然に思い込んで、その真偽を疑ってもみないことの中に誤りの原因がひそんでいることがいちばん多い。

東大生と語り尽くした6時間 立花隆の最終講義

立花 隆


とりあえずやってみよう!っていうのはかなり意味があると思っています。ただそのやってみる方法はたくさんのプロセスが存在していることに気づいたほうがいいですよね。大抵の場合、特に若い頃は、得意なプロセスしかもっていないので、その方法で取り掛かってしまう。それによって、その思い込みによって、せっかくのスピーディな行動が失敗に終わってしまう。これはとても悲しいことです。

スピードは最大の武器だと私は信じていますので、スピードを落とさないためには、「まず立ち止まって考える」ことからスタートすることがいいと思います。何かの事象が起こった時、反射的に動くのではなく、まずは立ち止まってどんな結果を望んでいて、そのプロセスは思いつく限り何通りあるか?その中で今取るべき最善のプロセスはどの道か?そんなことを考える時間を少しでもとることです。その繰り返しが、1つの事象の中でたくさんのプロセスを擬似的でも通過できて、経験も増えていくいい方法だと思うのです。

失敗は成功の源ではあると思うのですが、立花先生も書いているように、トラウマになるような失敗は無いほうがいいと思うのです。そのために、反射的ではないスピーディな課題解決のプロセスを磨いていくといいなと思います。基本は前準備にあると思いますので、小さなことでも、しっかり前準備する意識をもっておくといいと思いますよ

立花先生の言っている「思い込み」を意識的に取り除くってためにも、前準備をちゃんとするってことだと思うんですよね。「これでいいんだ!」ってことで起こる問題ってめっちゃ多いですから。

ではでは、今日はこのへんで。最後まで読んでいただき、ありがとうございました😁

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