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経験やチャレンジを繋げる

経験を活かして生きていく

チャレンジを重ねて自信をつける

生きるって楽しい!


そんな風にまた生きてみたい!
と人生迷子だった頃に
私はずっと過去を思い出していたのです。


結婚する前は、
子供が生まれる前は
もっともっと自分のやりたいことにチャレンジして
好きなところに行って
沢山の可能性に触れていた。


でも、いつからか私は
自分が分からなくなり
どう生きていったらいいか分からなくなり
好きだった色が好きじゃなくなって
好きだった音楽を聴き続けることが出来なくなりました。

好きだった仕事も妊娠が原因で契約を切られて
夫が目指すチャレンジを全力で応援しながら
それを叶う日まで
辛い日もささやかな日も
支えてきました。


自分の存在


夫と2人で
ゼロからフランスという地で生きることを決め
基盤を作るために
夫が新しいことに挑戦して
少しづつ夢を叶える姿を見て
2人で頑張っているんだと
夫の成長が私の喜びでもあると思っていました。



ある日
急に壊れてしまった車を買い替える為に
夫が
「2人で使える車を買おう」
と提案してくれました。

私は嬉しくて
夫の負担を減らせると
ワクワクしていました。

帰ってきた夫は
私が運転できない車を購入。

「ディーラーにやめた方がいいと言われたから仕方ない」

満面な笑みで
初めて自分で購入した車の鍵を見ながら
達成感に満ち溢れていました。


その時私は、
彼がこんなに喜んでいるんだから
こんなに喜ばしいことはないんだ

と自分に強く言い聞かせました。


夫は移住前に目指していた夢を叶え
どんどん成長していきました
一方、何も変わらない私を見てイライラするようになりました。


私は一体何をしているんだろう?
私って存在してるのかな?

なんて考えることが少しづつ増えてきました。


レストランに行っても子供に食べさせることに必死で
自分が何を食べたかも覚えてないし
美味しかった記憶もない

毎日
美味しい!
綺麗!
気持ちがいい!
疲れたー

と思うことすらも忘れて私はただただ家族のために生きていたと思います。

キャリアも捨てて

家族のためにできることが
私の喜びなんだと

ボサボサの髪で
ヨレヨレの服で
食材の買い出しが唯一の私の息抜き。


何かが違う


たまに服を買ってもいいよと言われて
お店で服を見ても何も感じない

私はいつからか
自分に似合う服も分からなくなっていて
全てが他人中心に生きていたことに気づいたのです。


そんな自分に気付いても
変わる必要性を感じなくて
ただただ家族が笑う姿を1日一回見れればいいと思って
他人の不満1つ1つに応えることに
集中していたんです。


毎日、夫は笑うこともなくなり、不満ばかり口にして
作ったご飯も「不味いまずい」と食べるようになりました。

買ってきた食材1つ1つチェックして
その食材がどこから来たのか質問され
地元で採れた野菜でなければ
地元の肉でなければ食べない
とまで言うようになりました。


子供は泣き出したら2時間ノンストップで泣き続ける

1秒も子供から離れられず
息抜きの買い物も
子供が泣き止まず食べ物が買えない時期もあり

家族の要望に応えれば応えるほど
家族が崩れていきました。



このままではダメだ・・・・
私は誰?


気づくと私は毎日
過去の自分を羨ましく思っていました。


昔の方が輝いていた
好きなことをしていた
元気があった
行動力があった


なんだか過去の自分と今の自分が違う人みたいに感じたのです。


小さなチャレンジ


今までやらなかった当たり前のことを
始めようと
まず、2年振りに初めての床屋に行きました。

今まで美容院しか利用したことがなかったのに
始めの第一歩は床屋さんでした。


早く切ってくれるところ。


まだ私の中に自分を押し殺す何かがあったのだけど
それでも第一歩を踏み出した私は
バッサリ髪を切りました。


そして
全部自分でやるのではなく
子供にも夫にも何かをしてもらうことを始めました。


特に気を付けたのは
1度に2つのことは出来ない

次々に頼まれる事を
何が優先か考えて行動していたのを

今やっている事以外はしない

そう変えてみたのです。


小さなチャレンジが自分を立ち上がらせた


自分で決めた小さなチャレンジが
大きく私を変えました。


ここまで私は10年費やしました。


一言で言うと

長かった。

そして
何も分からなかった自分をただただ褒めて癒してあげたい。

ここまでよく頑張ったねって
本気で思ってます。


今は自分がしたいこと
自分が疲れている時や
歪んでる時
何か違うと感じた瞬間は直ぐに反応できるようになりました。


独身の時よりも
味わいのある自分になれたと実感しています。


そんなことがキッカケで
私はカウンセラーの資格やメンタルトレーナーの資格を取ったのですが

元は自分自身を救い出すために
勉強を始めました。


経験やチャレンジを人に繋げる


普段から人の相談事を聞いたり
ケアをしているのですが


最近は何かちょっと違う形で行動を起こすべきだなと考えていて


それが
自分を立ち上がらせたチャレンジや経験を
身近の人に繋げて行くことです。


普段から募金や人の話を聞くなどしているけど

他の方法で、もっと身近な人を動かすことが出来ないのかな?
と思っていました。


それは
自分がここまでやってきたことを
人に繋げる
という大切なことです。


自分にとっては当たり前のチャレンジが
人にとっては
考えもしなかったことっていうことがあるのです。


例えば最近の私だと、
子供がアイススケートを経験して
今度は家族でなく友達と一緒にやりたい!
と言うので
子供のお友達を誘う時に親御さんに連絡しました。

親御さんと言っても私の友達でもあるのです。

子供を連れて行ってもいいよ!と許可をもらったので
その流れで
「あなたはアイススケート好き?」と聞いたら
「やったことないの」と返事がきました。


その時に
いい経験になるかな・・と言う思いが浮かんで
「チャンレジしてみたいと思う?」と言う聞き方をしてみました。

彼女は
「あなたとだったらやってみたい!」
と、前向きな答えをくれたので
それをきっかけに子供達だけでなく
大人も一緒に参加して
初めての経験を一緒にチャレンジしたのです。


始めはもちろん出来なかったけど
時間が経てば経つほど形になっていく友達

滑っているときは家事や子供のことを全てを忘れて
無我夢中に
一緒に滑りました。


自分が小さくチャレンジをしてきたことを
身近な人から繋げていく

これが今、私自身の課題なのかなと感じました。


今までは自分が良くなることに集中してきて
それが安定してきた今だからこそ
できること。


そうやって社会を繋げることが
自分自身、家族にも、そして周りの大切な人たちへも
どんどん幸福感を広げて行くことができるのです。


自分を大切にすることって大事!!
と、普段から言いまくってますが
それは
周りに繋げて行くために大切なことです。

自分のための行動は
必ず伝染して周りが良くなります。


本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!


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