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戒めの言葉

年度末とゆうこともあってか仕事がとてもバタバタしている。
以前の私はほとんど人に頼ることが苦手で「助けて」なんて言えなかった。
一人で仕事を抱え込み、人に頼ることも任せることもできずただただ必死に仕事をこなしていた。
トイレに行く時間が惜しくて、水分もほとんど摂らなかった。

今考えたら自分にひどいことしていたなと思う。

先日の記事でも書いたが自分をゆるめること、人に頼ることを知った私は自分が「これ、このままいくと機嫌悪くなるな」、「抱え込みすぎてない?」と自分に聞きながら一息おきながらやるようにしているので無理をしなくなった。
たまにクセで無理してしまうこともあるけど、それも自分の選択だと割り切れるようになったので誰かのせいにしたりすることもない。
そんな時はとにかく自分を褒めるようにしている。
「疲れたねー、頑張ったねー、よくやったよね。すごいわ、こんなにできる私ってすごすぎるわ」と。

自分を責めないようにすると自分が自分の味方になれるし、自分の選択によるものの結果だから仕方ないよね、そんな時もあるよねって寄り添える。

必死に仕事をしていた私に上司が「見ていて痛々しい」と言われた頃に比べたら成長したよなぁと思う。
上司に言われた時は「こんなに頑張ってやっているのにひどい。何も分かってくれていない」とひどく落ち込んだし、怒りも湧いた。
痛々しい部下を見ても何もしてくれない上司として心の中で上司を引きずり回してやりたい気持ちだった。

今なら思う。
何も分かっていなかったのは私だったのだと。

自分のために自分の限界を知ることもせず、自分の欠けたものを埋めるために必死になっていたんだから。
そして周りを信頼していなかったんだから。

あの時の上司の言葉は自分への戒めの言葉のように残っている。

それを言ってくれた上司に感謝している。
気づかせてくれてありがとうございます。





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