絵描きの住処は空からの先客万来(あとがき)
「あとがき」という「蛇足」
我が家は住んだ時から、いつでも空から千客万来で、退屈する暇がありません。やかましいくらいです。
これからは、壁に貼り付くアブラゼミが、短い命を、騒音レベルで謳歌する季節がやってくることでしょう。最近はだいぶ減ったような気はしますけど。
今朝も雨の中、ヒヨドリが、ベランダのフェンスで何やらさえずっていました。そしてお友達がやって来ると、ふたりして飛び立ちます。ここはデートの待ち合わせ場所か。
以前、ベランダでレモンの木を鉢で育てていましたが、そこに大きなイモムシくんが生息しているのを発見しました。5階にイモムシ? と思ったけど、蝶が卵を生みつけていったのだろうと見守っていると、やがて彼(彼女かも)はさなぎになり、美しいアゲハ蝶になりました。明け方に、羽化の瞬間に遭遇できました。
ところで、私は空を飛ぶ明晰夢をよくみますが、たいてい夜の空を、息が出来ないほどの速さで飛行します。そして時々雨粒攻撃を受けて、ふんわり着地しそうになるのを、なんとか堪えて、再び夜空に高く舞い上がり、よその国まで飛んで行くのです。何故か行ったことのない国が分かる。すごいリアル!
けど、たまには彼らのように、真っ青な空を気持ちよく飛行してみたいものです。
ベランダからの空 (6月29日撮影)
付け足し(蛇足の蛇足)=蛇足まみれ
さて。上記の子供じみた投稿を、恥ずかしげもなくしようと思った矢先の事です!
夜のベランダで、画材にしようと思って置いておいた板が、倒れる音がしたので、思わずサッシを開けて外に出ようとしました。すると!!!
ああ、さすがの私も、夜に叫び声をあげてしまいました。
もう、お分かりですね。
そう、ゔぅぅ〜ん……という音と共に、私のお腹に止まったのは!
G!
だったのです! まさかの招かれざる客、worst1位のGが、外から飛んでくるとは! その後の奮闘ぶりは記すまでもありません。
愛でるべき蝶のエピソードで終わらせるつもりが……
というわけで、蛇足まみれの記事になってしまいましたが、ここまで堪えて読んで下さって、ありがとうございました。反省。
「絵描きの住処は空からの先客万来 前編・後編」
よろしかったら、読んでやって下さい。
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