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弘生's 俳句もどき短歌もどき

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noteをはじめてから出逢った俳句や短歌の世界 変な絵描きなりの季節を意識して心を込めて表現した五七五と五七五七七
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2022年3月の記事一覧

珍しく絵描きではない母の心情を詠んでみた

珍しく絵描きではない母の心情を詠んでみた

すごく久しぶりの登園です。
よろしくお願いします。

春は麗かで眠たくてのほほんとしたくなるけれど、ひとつ大人になるケジメの季節でもあります。
春に進学で家を出る子を見送るお母さんの素直な句を詠んでみました。

まずは一気に羅列してしまいます。

電鈴やメダイに託す君の春

春雨やホームに君の靴跡か

緑たつ理学部臨む寮の窓

坂道の芽柳光り理学部へ

ワンルーム春光に浮く釘の影

学食に頼る寮生

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