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初出店した日のこと

自分でつくり、自分で売り、自分の力で対価を得たい。

そんな自分の湧き出た願いを、私は2024年5月6日(月・祝)に叶えた。3ヶ月も経ってしまったけれどその日のことや、気づきを振り返ろうと思います。

自分でつくり、自分で売りたい人に向けて、何か気づきになったら嬉しいです。



出店したイベント

イベント名『まいぷれ糸魚川市ファンミーティング』
日付:2024年5月6日(月・祝)
場所:国富アネックス1階特設会場(新潟県糸魚川市大野298-1)
時間:11時~15時

当日は20店舗ある中の一つとして、アウフタクトを出店させていただきました。


アウフタクトが販売したもの

これまで撮った写真を使って、オリジナルグッズを販売しました。

グレーをテーマカラーにし、CLIPSTUDIO PROを使って画像編集。手書き文字たのしいかわいい。かなり気に入っている。


会場の様子

左の素敵なイラストは、下北沢で出会ったmoguri kazuyaさん(Instagram : @tabemononituitenokodawariwa)に描いていただきました。


出店を終えて、感想

第一に「スッキリした」という感情が大きかった。いつか出店したいという妄想ばかりが膨らんでいていたこのもやもやが晴れたスッキリ感が大きい。

2月に開業して、5月に出店という、無名すぎる「アウフタクト」に興味を持ってくださって嬉しい限り。お客さんが自分のつくったグッズを手に取っている光景も嬉しかった。夢の中にいるのかな、とか思っちゃった。

気づき、形にすることで生まれるコミュニケーション

この出店での大きな気づきは、形にすることで新しいコミュニケーションが生まれるということ。

写真が好きです!
デザインできます!
グッズをつくりたいと思ってて
実際につくってみたんです!

と言葉にするだけではなく、

こんな(下画像)グッズをつくって販売するのでよかったら来てみてください!ものづくりが好きなんです。私。

と、言葉+形でコミュニケーションを取ることで、相手の反応が全然違うんです。

【実際に頂いた反応】

  • 「今度うちの会社のノベルティをつくりたいなと思ってて。相談させてほしいです!」(イベント当日/企業の広報担当の方)

  • 「あのトートバッグまだ買える?」(イベント終了後/職場の方)

  • 「このトートバッグってどうやってつくったの?生地触ってみたい!」(イベント終了後/グッズをつくりたいと考えていた方)

  • 「この間出店したんだってね!また出店する機会があったら教えてほしい!」(イベント終了後/県外の友達)

言葉に形が伴うことで、よりその言葉のイメージを形が伝えてくれる。そう感じました。無形+有形の組み合わせがなかなか良い。

ものづくりをし、販売する一歩が踏み出せない方へ

「形にする」と聞くと、完成形をつくらねばと思いがちですが、ある程度自分の中で「これでやってみよう」というラインを定めて世に出すことが次の自分につながるのかなと思ったり。完成形はめざさない。完成はしないというスタンス。ここで言う「完成」はクオリティを捨てるという意味ではありません。今の自分ができる最大の「完成」になったら、世に出すという意味です。もうこれ以上のものがつくれないという「完成」はめざさないというニュアンスです。

自分にこのスキルが身についたら、とか
この良いPCを買って、このソフトを購入してそれで編集したら、

という「未来の自分がこうなったら」指針で行動するのではなく、今ある自分の力でできることを小出しにしていく。そうしながら、機材を新調したり、スキルUPさせていくことがいいのかなと私は、この出店を終えて感じています。なんとなくね。

形が、自分では言葉にできていない、できない気持ちを乗せてお客さんへ届けてくれる。その感覚を知った今は、そこに委ねてみたいなと。

おまけ

今後はこのグッズを全国に販売できるように、オンラインショップを開設する予定です。が、がんばるぞ。こうやって言わないと重い腰が上がらん。





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