オーディオブック白書2022【アーカイブ版】〜耳のスキマ時間、シニアやビジネスパーソンの利用傾向など〜
audiobook.jpを運営するオトバンクでは、オーディオブックの利用傾向などオーディオブックにまつわる様々な調査を実施しています📝
ここでは2022年に実施した調査結果をダイジェストでご紹介いたします!!
耳のスキマ時間調査
耳は意外とヒマしてる?
3月3日の「耳の日」にちなみ、「耳のスキマ時間に関する調査」を実施しました。耳のスキマ時間とは、手や目は離せなくても、耳が空いていて何かを聴ける時間。回答者(505人)の平均は「3.7時間」。移動中や家事中など、耳は空いている結構多いようです。
コロナ禍で音声コンテンツ利用が増加
また、コロナ禍の前後で音楽以外の音声コンテンツを聴く時間が変わったかどうかについて聞くと、34%もの人が「聴く時間が増えた」と回答。
「増えた」と答えた人が聴いている音声コンテンツは「ラジオ」(47%)、「ポッドキャスト」(46%)に次いで「オーディオブック」(36%)となっています。
コロナ禍でリモートワークや自炊の時間が増えたなど、生活のスタイルが変わったことで、音声コンテンツへのニーズも高まってきているのかもしれません。
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シニア世代のオーディオブック利用調査
シニア世代に広がるオーディオブック
オーディオブックの利用者は、これまでビジネスパーソンが中心でしたが、最近シニア世代の利用者も増えてきています。
老眼などで本を目で読むことが難しくなってもオーディオブックなら耳で読書ができます。また、「スマートシニア」と呼ばれるデジタルを使いこなすシニア世代の方々も増えており、新たな趣味としてオーディオブックを取り入れる方が多いようです。
実際「audiobook.jp」を利用する60歳以上のユーザーにアンケート調査したところ、約4割ものユーザーが昨年と比べて「利用時間が増えている」と回答しました。
オーディオブックを日常的に利用
また、シニア世代のユーザーのなんと6割は、「ほとんど毎日(43%)」「週4~5日(20%)」とオーディオブックを聴く頻度が高く、日々の生活にオーディオブックをとりいれているようです。
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オーディオブックユーザーに聞いた!ワイヤレスイヤホン調査
近年、ワイヤレスイヤホンが急速に普及し、音のコンテンツをいつでも聴ける環境が整ってきたことで、オーディオブックの利用も拡大しています。
そこで、「audiobook.jp」のユーザーに人気の高いイヤホンやイヤホン選びのポイントなどについて伺いました。
ながら聴きに便利!?ユーザーの半数以上はワイヤレス
まず、オーディオブックを聴くときに使っている再生機器についてアンケートをとると、なんと半数以上のユーザーはワイヤレスのイヤホン、ヘッドホンを使用していることがわかりました。
オーディオブックの利用シーンについても聞くと、多くの方が移動中や家事中、運動中など何かをしながら聴いており、動きやすいワイヤレスイヤホン・ヘッドホンが重宝されているのかもしれません。
オーディオブックユーザーに愛されるワイヤレスイヤホンは?
次に、オーディオブックユーザーが主に利用しているワイヤレスイヤホンのメーカーを調査。TOP3は、Apple、SONY、Ankerで、使っている製品名は主に「AirPods Pro(Apple)」、「WFシリーズ(SONY)」、「Soundcore (Anker)」が人気という結果になりました。
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ビジネスユーザーのオーディオブック利用調査
オトバンクは2022年1月から、法人向けのオーディオブック聴き放題プラン「audiobook.jp 法人版」の提供をスタートしました。
最近リスキリングなど社会人の学びに注目が集まっています。そこで「audiobook.jp 法人版」導入企業の従業員の方々(以下、ビジネスユーザー)が、どのようにオーディオブックを活用しているのか調査を行いました。
最長は月に133時間!高い頻度でオーディオブックを活用
ビジネスユーザーの半数近く(45%)は、週2〜3回以上の高い頻度でオーディオブックを利用。また、「audiobook.jp 法人版」利用データベースを見ると、オーディオブックを聴いている時間は月平均9時間40分。最長で月133時間(1日平均4時間)聴いているというユーザーもおり、忙しい日々の仕事の合間でも頻繁にオーディオブックを活用していることがわかりました。
また、平日におけるオーディオブックをよく使う場面について聞くと、通勤中が6割を超える結果。電車やバスなどで通勤する際に、利用している人が多いと思われます。
オーディオブックで営業成績が改善!?
オーディオブックの利用で役に立っていることを聞くと、「情報収集」「自己研鑽」「気分転換・リフレッシュ」の順。「普段自分では購入しない書籍が聴けた」「新しい知識や世界を知ることができた」というような声が多く、読書のハードルが下がったことで色々な分野にチャレンジできるようになった様子が伺えました。中には「オーディオブックで聴いたことを仕事で生かしたことをきっかけに営業成績が大きく改善した」という声もありました。
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高世帯年収層と平均世帯年収層に聞いた!おとなの読書習慣調査
10月27日〜11月9日の読書週間に合わせ、おとなの読書習慣を調査。
高年収のビジネスパーソンの「読書事情」を探るべく、世帯年収1,000万円以上の高世帯年収層と、日本の平均世帯年収である年収500~600万円未満の平均世帯年収層を比較しました。
世帯年収1,000万円以上には読書家が多い!?
月に1冊以上読書している高世帯年収層は63%。本を読む習慣がある高世帯年収層は、平均世帯年収層の約1.3倍も多いことがわかりました。
また、読書する場所について、自宅以外の場所で読書すると答えた高世帯年収層も多く、移動中や休憩中など、外出中のスキマ時間も読書の時間として活用していると思われます。
オーディオブックを使う高世帯年収層は平均世帯の2倍!
読書の際に使う媒体を聞くと、「オーディオブック」を使う高世帯年収層は平均世帯年収層の2倍以上も多いという結果。また、「電子書籍」を使う人も高世帯年収層で多かったことから、スマホやタブレットで読書できる媒体を使うことで、外出中などにも効率よく読書ができているのかもしれません。さらに、定額で書籍が読み放題となる「読書サブスク」を利用している人は高世帯年収層で40%。平均世帯年収層の約1.6倍も多く、電子書籍やオーディオブックなどの読書サブスクを取り入れて、効率よく読書している高世帯年収層が多い実態が伺えました。
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オーディオブックの利用と仕事の成長に関する調査
オーディオブックは、移動中や家事中、運動中など、耳さえ空いていればいつでも本を読むことができるので、忙しいビジネスパーソンの学びやリスキリングのツールとしても、最近注目されています。
そこで、「オーディオブック」の利用と仕事における成長に関する調査を実施しました。
オーディオブック利用で読書効率が大幅UP
オーディオブックユーザーに1ヶ月の読書量を聞くと、オーディオブック利用前は1冊以下という人が半数(50%)でしたが、利用後は半数以上(52%)が4冊以上と回答。4冊以上読む人だけに着目すると、オーディオブックの利用後2.5倍に増えていました。
また、「オーディオブックの利用で読書効率が上がったと思うか」という質問では、92%もの人が「読書効率が上がった」と回答しました。
継続利用で仕事における成長も実感
次に「オーディオブックを利用したことで、仕事における成長を実感したことはあるか」について調査しました。
オーディオブックの利用歴が1ヶ月以上のユーザーでは、3人に2人(68%)の人が「仕事における成長を実感した」と回答。利用歴1ヶ月未満のユーザーと比較すると、仕事における成長を「実感した」人は1.5倍も多いという結果になりました。オーディオブックの利用は読書効率を格段に高め、さらに継続して利用することで、ユーザーの知識や学びを深めて、仕事においても成長をもたらしていると思われます。
調査の詳細はこちら
オトバンクは、オーディオブックのリーディングカンパニーとして、今後も利用傾向や使われ方の最新トレンドなどオーディオブックにまつわる様々な調査を実施してまいります📝
オーディオブックを使ってみたいという方は、会員数250万人の日本最大級のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」をぜひお試しください。
取材のお問い合わせ
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▶︎株式会社オトバンク 窓口: pr@otobank.co.jp
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