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健康維持のために始めたウォーキングに"耳読書"もプラス。名作小説・ラノベ・ミステリーまで幅広く【50歳からのオーディオブック】

オーディオブックはどんな風に使われているんでしょうか?
over50歳のユーザー様の活用法を紹介していく、「50歳からのオーディオブック」連載。

今回は、会社員として在宅勤務をこなしながら、ウォーキング中にオーディオブックを聴いている山本さん(59歳)にお話を伺いました!健康のために始めた“歩いている時間”をさらに充実させたいと考えた山本さん。オーディオブックだからこそできる読書の楽しみ方とは?

■健康不安から始めたウォーキング。“暇な時間”を充実させたくて

――山本さんはウォーキングをしながらオーディオブックを聴いているそうですね。どのようなきっかけだったのですか?

​私は会社勤めをしているのですが、コロナの影響で在宅勤務が週4日になったんです。そのぶん通勤時間が減ったせいか、運動不足で体重がだいぶ増えてしまって。

年齢的にも健康に不安を感じるようになっていたところ、会社がウォーキングのプログラムを始めたので、参加することにしました。

ところが、家の東西南北いろいろなルートを歩き尽くして、景色も見慣れてしまって(笑)。ウォーキングが“暇な時間”にならないよう、オーディオブックを聴くようになったのが始まりです。

――audiobook.jpのサービスはすぐ見つけられましたか?

いえ。実は、ウォーキングに参加した当初はスマホでラジオを聴いていたんですよ。ラジオ好きな奥さんが教えてくれて。ただ、ラジオも楽しいのですが、どうしても情報が偏ったり、限られたりするなと感じて。

せっかく聴くなら幅広く知識を得たいし、リラックスもしたいなと思って、いろいろなメディアを調べたところ、audiobook.jpを見つけました。お試しを聴き始めて、今に至ります。

――ご利用ありがとうございます!普段、ウォーキングはどうやって取り組んでいるんでしょうか?

今は1日に1万2000~1万5000歩を目標にしています。1時間で歩けるのが6000歩くらいなので、1日に2時間以上は歩いていますね。つまり、その時間をオーディオブックにあてられるということです。

この2年くらいウォーキングを続けたおかげで、本を読む習慣ができたし、体重も十何キロも痩せて、健康診断の数値もとても良くなりました

――ペースとしては、どのくらいの冊数を読んでいるのか教えていただけますか。

聴き放題のプランに入っているので、すごい勢いで読んでいると思います。でも、長編の作品は1週間くらいかかるものもあるので、だいたい数日に1冊という感じですね。これまでに100冊以上は読んだと思います。

――具体的には、今どんな作品を読んでいらっしゃいますか?

まず朝は、本ではないのですが、ポッドキャストのニュース聴く日経(ラジオNIKKEI著)を聴きながら歩き始めています。

その次に、今聴いているのはアメリカのソフトウェア会社を舞台にした小説『チェンジ・ザ・ルール!』(エリヤフ・ゴールドラット著)。他に、途切れ途切れに聴いても大丈夫な『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』(デイヴィッド・S・キダー,ノア・D・オッペンハイム著)というシリーズもあります。数分ずつ進むので、短時間しか歩かないときにはこれを聴くなどして、使い分けています。

――これまでに出会ったオーディオブックのなかで、お気に入りのものはありますか?

推理小説の『フロスト日和』(R・D・ウィングフィールド著)などのフロストシリーズは、キャラが立っていて本当に面白かったですね。声優さんの朗読も素晴らしかったです。このシリーズでオーディオブック化されたものは全部読み終えてしまって、かなり“ロス”ってます(笑)。

■聴くだけなら、名作小説からライトノベルやミステリーまでジャンルも幅広く 

――山本さんは、オーディオブックを聴き始める前も読書はお好きだったのですか?

小学生の頃は本を読んでばかりでした。江戸川乱歩やシャーロック・ホームズなどのミステリーが好きでしたね。大学も文学部だったので、アメリカの小説などを読んでいましたが、社会人になってからは読まなくなってしまって。

それからだいぶ期間が空きましたが、今はオーディオブックだからこそ読書を楽しめていると思います。特に聴き放題は読むまでのハードルが低いので、「買ってまで読まないな」と感じる本にも気軽にチャレンジできますね。

昔好きだったミステリーも「そういえば俺、こういう推理小説が好きだったな」なんて聴き始めて。書籍だったらたぶん、一生読まなかったと思います。

――オーディオブックを聴くようになって、初めてチャレンジした作品や分野はありますか?

あります。たとえば、昔話題だったけど当時は読まなかった『チーズはどこへ消えた?』(スペンサージョンソン著)がそうですね。あとは、若い人の作品を読んでみようと、本屋大賞で入選した作品もそこそこ読みました。『赤と青とエスキース』(青山美智子著)は、つながる仕掛けがすごくて感動した作品です。

さらに言うと、ライトノベルのガガガ文庫にも手を出しました(笑)。学園モノの『ジャナ研の憂鬱な事件簿』(酒井田寛太郎著)は面白かったですよ。若者向けですが、ミステリーっぽい謎解きはやっぱり好きです。

――たくさん聴いていらっしゃることがよく伝わるラインナップですね!最後に、オーディオブックをお勧めするとしたらどんな人か、教えていただけますか?

自分の経験から言うと、ウォーキングをやっている人、これからやろうとしている人です。オーディオブックもセットにして考えると歩くのが苦にならないので、継続しやすくてお勧めです。

ウォーキングは毎日の健康のことですから、ストイックにではなく、楽しみながらできるといいですよね。そのためのツールとしては、オーディオブックは最高だと思います。

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