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「心理的安全性」のある職場のつくり方

先日、兵庫県姫路市の福祉事業者様にて、心理的安全性をテーマにした研修を実施しました。

お仕事柄、勤務時間中の研修実施が難しいことから、業務を終えた後に希望者だけ参加する方式での開催でした。パートやアルバイトの方は、勤務を終えられて一旦帰宅してから家の用事を済ませて、また研修のために事業所まで来ていただくことになるのですが、なんと20名の職員が全員参加。皆さんの熱心さと期待を感じました。

実は、事前の打ち合わせの段階で先方が希望されていたテーマは「コーチング」や「アサーティブ」。ですが、お話をうかがう中でご提案したのが「心理的安全性」というテーマでした。パートアルバイトの方が多いことと、対話やディスカッションを多く取り入れて欲しいというご要望から、「心理的安全性」をテーマにした仮想体験ゲームをご提案したところ、大変興味を示していただきました。当初想定していた時間は勤務終了後ということもあり1時間半でしたが、より研修効果を高めるため30分延長していただき2時間で行いました。

元々関係性のよい事業所様だったこともあり、最初から意見交換も活発に行われていました。仮想体験ゲームでも大盛り上がり。各チームの結果を全体で共有した際には、同じ職場で働くメンバーでも大きな価値観の違いがあることや、チームごとの特色が現れていたことに驚かれていました。

「気づきと、その中の鋭い視点がすごい!と感じました。ありがとうございました!」

「楽しかったです。今回の研修内容の職場での実践などまた皆んなで確認、報告をしたいので複数回の研修を今後も希望します。」

長文の熱のこもった感想をいただいた。

アンケートの評価を見ていくと、すべての項目で最良の評価・・・と思いきや、最後の最後で少し違う評価があり、思わずにやりとしてしまう。研修や講師については高評価をいただいているものの、「変わりたくない」「未知なるものへの恐れ」を感じる。みんなが「いいね!」「面白い!」「これ職場で使えるね!」といっている中でその人が感じていることが伝わってくる。

組織って、そんなもんです。いろんな人がいて、いろんなことを感じています。ご自身の気持ちを伝えてくださりありがとうございます。そのこと自体が「心理的安全性」のある関係。

今回の研修を、職場でも活用していただければと思います。上手くいってもいかなくても。

次回訪問するのが楽しみです。


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