はじめまして、Au Kurokawaです
雄大なパノラマが広がる阿蘇地域は世界ジオパークや世界農業遺産に認定されており、豊かな自然や歴史ある伝統文化が息づいています。
そんな阿蘇の奥深い里山に黒川温泉はあります。この地では景観づくりと露天風呂巡りで独自の世界観をつくりあげ、年間約100万人が訪れる地域になりました。
「Au Kurokawa」は、黒川温泉の中心から歩いて5分ほどの場所、約3000坪の敷地に建つ8棟のレストランを中心とした”この地域の食のハブ”としての取り組みの総称です。
自己紹介
はじめまして、Au Kurokawa 編集長の北山元と申します。黒川温泉に移住して7年が経ちました。黒川温泉観光旅館協同組合では、コンポストプロジェクトやあか牛”つぐも”プロジェクトなど、観光と食を繋ぐ取り組みを行なっています。
現在Au Kurokawaでは、2024年度中の開業に向けてバタバタと準備を進めています。せっかくならオープンまでの臨場感をリアルタイムで知っていただきたいためnoteを始めることにしました。
Au Kurokawaが大切にしたいこと
旅をするときに一番興味があることってなんですか。自然や温泉、空間、お土産いろいろあるけれど、やっぱり”食”だと思うんです。印象的な食の体験はいつまでも心に残ります。その土地の、どういった場所で誰と何を食べるのか。どんなメニューを選び、ドリンクは何を頼もうか。それらを思うだけで笑みがこぼれます。
Au Kurokawaには、8棟のレストランが建てられます。誰がどんな想いで食材を育て、料理を作るのか。生産者や料理人の顔がみえ、食材の物語がわかる、そんな場所にしたいと考えています。
そのため、私たちはここから50km圏内の生産者が育てた食材を可能な限り使用します。せめて旅先で過ごすときには、その土地ならではの食材をお召し上がりいただきたいと思います。
それだけにとどまらず、Au Kurokawaは”地域の食のハブ”として、観光客はもちろん地元の方や地域の事業者に開かれた交流の拠点となります。その土地に根付いている食を軸とした新たな可能性をさまざまなかたちで創造していく場としての機能をもたせます。
例えば、敷地にコンポストを置いて廃棄を減らす循環にチャレンジしたり、地元農家の食材を仕入れるところから地域に流通の仕組みをつくったり、地域の食からはじまる催しや、新しいプロダクトの開発などを自分たちでやってみる。阿蘇小国郷にある豊かな里山の温泉地だからこそ、そのポテンシャルは大いにあるとみています。
まさに今、チームが一丸となって鋭意制作中です。
黒川温泉からはじまる地域の食の拠点として、まわりの農家や林業とつながり、たくさんのお客様と交流する。Au Kurokawaが、これからの温泉地の新たな範となるような空間をつくり、地域の新規産業や移住、起業につながる地域創生を推進していきます。
noteのこれから
これからは、Au Kurokawaの誕生秘話や最新情報・活動日誌、またチームメンバーや地元の農家さんといったAu Kurokawaを支える方々のインタビューをこちらのnoteでお伝えしていきます。
また、私たちには伝えたいことや、やりたいことがいっぱいありまして一緒に働く仲間を募集しています。これからこのnoteでも採用情報を適時お知らせします。
自らの頭で考え行動し、新しい社会や地域をつくっていく。私たちはそのような方々をお迎えし、これからの未来をともに描いていきたいと考えています。
これからどうぞよろしくお願いします。
《Au Kurokawaについて 10の問い》
Au Kurokawaに関するお問い合わせはこちら
info.aukurokawa@gmail.com
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