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フィルムで写真を撮るようになったのは…

まず、以下の話の大前提として、僕は写真を撮ることよりも先に、ただひたすら街をブラブラ散歩することが好きなのです、ということがあります。その上でなのですが…

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デジタルとフィルムで撮影するときの最も大きな違いってなんでしょう。
それは、撮った写真をその場で確認出来るか、出来ないか、です。
これは僕の勝手な想像なのですが、フィルムで撮影する方には、その確認が出来ないから、一枚一枚を慎重に大事に撮っている、という方が多いのかなと思います。

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が、僕はそうなりませんでした。
諦めというのか開き直りというのか、細かいことが気にならなくなりました(この辺りはその人の性格によるのでしょう)。
そしてこれが、僕の街歩きと街撮りという楽しみには、とても大きかったのです。

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デジタルは撮った写真をその場で確認出来る。故に、キリがなくなってしまうことがあります。
「ん〜、もうちょっとこうかな」
「あ〜、ここがもう少し…」
そして家に着いた後で気づくのです。
せっかく一日散歩したのに、街の風景をファインダーとディスプレイ越しにしか見てなかった気がする、と。
これは僕にとっては本末転倒なんです。街の喧騒や静寂を、まずは自分の目で見て肌で感じるのが好きなのですから。

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気ままにあっちへこっちへとブラブラする。何か「お!」とか「ん?」と感じたら、パシャっと一枚。無理して撮る事はしない。
そもそも、撮るものを探して歩いているのではなく、歩いているときに偶然何かに出会ったら撮る、という順番なので。
僕はそれでよくて、それが楽しい。
その楽しみには、自分がゆるくいられるフィルムの方が合ってるなと、気づいたのです。

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フィルム撮影に対して、難しそうというイメージをお持ちの方。
こんな風にゆるくやっている、ゆるい人間もいます。


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