名作ラジオCM_177
■京セラ / 企業
キッチュのボクと京セラ
N:キッチュの ボクと 京セラ
キッチュ:日本全国転々としてきたボクが、初めて 京セラという名前を知ったのは
(大阪弁で)大阪に住んでおりました折にね、ファインセラミックちゅうたら、そら、京セラに決まっとりまんがな ちゅう 評判を聞きましてな・・・・・
(名古屋弁で)そのあと名古屋に移ってきたがや、京セラのサムライちゅうカメラ、どえりゃあもんだわー、ウハウハ喜んどったら・・・
(英語なまりで)転勤してすぐに ニューヨークで 世界の半導体メーカーが注目している、ICのパッケージもー、京セラだと知りましたのです
(長崎弁で)そのあと、長崎ば来たばってん、オイドンー、板前ばやってー京セラのセラミック・・・・・・・
M:BG〜
N;京セラの製品で キッチュさんのまだ出会っていないもの、まだまだたくさんあるんです。
テレビ会議システムを初めとする通信機器
「あきほ」のコードレスホン U S O.
セラミックエンジン、クレサンベール・ジュエリー
そして最近では、京セラの取り組んでいる ソーラーカーが話題を集めています。
キッチュ:それどしたら 本社のある 京都でもっと知ってくれはってもよろしゅうおすのになあ
SL:京セラ
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1992年 ACC年鑑 優秀賞
まずキッチュというのは松尾貴史さの旧芸名です。
ここ数年、宣伝会議賞で京セラの課題がありました。
毎年、課題の内容は違うのですが、苦戦していた記憶があります。
なんせ、様々な製品、市場、サービスを手がけているので、何に絞って訴求するか、何をどう伝えていいのかが幅広すぎて、何も言えない状態に陥りました。
大阪から京都に向かう高速道路から「京セラ本社」を見るたびに苦悩を思い出します。
このCMは、大阪・名古屋・海外・長崎と拠点があること、そして幅広い製品があること、そして京都に本社があることを訴求しているのですが、うまくユニークなj表現にまとめていると思いました。
この手のCMは真面目になりすぎると、面白みがない何の変哲もないCMになりがち、なりそうな気がします。
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