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まだ間に合う『 鹿の王 』

2020 / 5 / 17

※ この記事は2分で読めます 639文字

こんにちは。

毎度のことですが、、、
遅ればせながら、上橋菜穂子さんの「鹿の王」を読みました。

この作品、2015年の本屋大賞の受賞作らしいですね。

 ( いまさら。。。 )


岩塩鉱の奴隷 “ ヴァン ” と
       天才医術師 “ ホッサル ”

全く接点の無かった二人が、国や民族、“ 黒狼熱 ” と絡み合ってジワジワと近づいていくドキドキ、そして、その後の展開をぜひアナタにも味わってほしいです。

そして “ 鹿の王 ” とは何かを知ってほしい。


わたしは、物語の面白さに加えて、いま流行りの感染症のことを思いながら読んでいました。

2つ引用します。
正しく怖がり、正しく対処することが大切なんですね。

■文庫版第1巻 P142~143より引用
幽霊が恐ろしいのは、とらえどころがないからでしょう?
幽霊に身体があって、捕まえることができるなら、きっと誰もこわがらないわ。
病も同じよ。
実体を摑まえることができたら、対処する方法を探ることができる。

■文庫版第4巻 P66より引用
・・・病素を身体の外に出そうとする機能が、結果的に彼らの増殖をたすけている・・・


そして、
このタイミングで「鹿の王 水底の橋」の文庫版が発売されるという、うれしいお話が。。

 6月12日予定!

待てなくて、すでに発売中の単行本か、電子版で読んでしまうかも。。。


ではまた。

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