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自分以外に正解はない。

何回かアマゾンのカテゴリーランキングで一位をいただいた「小さくても勝てます」の続編、役仁立三シリーズ第二回を書いています。映画監督なんですが、映画を作る素になる原作を作ろうとしています。一時は興味を持ってくれる制作会社に預けたのですが、「小さくても勝てます」は映像にそのまま持ち上げて行きにくいなと思いました。物語の構成上難しいのです。それで役仁立三シリーズ第二回を書いています。小説で書く、漫画の原作で書く、映画やドラマの映像作品の脚本で書くという三つのアプローチがありますが、フォーマットとしては映画の脚本のフォーマットで書いています。映画の脚本→漫画の原作として潰すのはやりやすいということもありますが、小説を書くにも物語を一回俯瞰して理解する作業をした方がいいので、小説の物語を作るためにまず脚本を書いています。これを一度書いておくと小説を書く時にも書きやすいのです。小説を書くときにストーリーが少し変わることもあるかもしれませんが、それはそれで構わない、ベースを作っておこうというわけです。こういう執筆をするとき、ついつい正解を探したくなりますね。しかし、自分以外に正解はないのです。いや、正解というものもなくて、永遠に作り込んで行くプロセスが続いて行くんだと思った方がいいと思います。ああでもない、こうでもないと作り込んでいくのです。それが楽しいのです。結局、作る作業とはそういうことではないかと思います。正解はないわけですから、黙々と書く、作ることを目的的にやれば良いのです。

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