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動きづくり③ ダッシュ

スプリント能力も少し改善して、走るフォームも様になってきたうちの子ですが、ゲームになると相変わらずボールの周りをただ漂っていました。
ということで、次にボールへのアプローチに関してダッシュ力と行く・行かないの判断力の改善に取り組みました。

まず、課題を整理します。

起きている事象

  • ダッシュが遅い。特に一歩目

  • 相手に対して寄せる時、寄せない時のメリハリがない

  • ボールの周囲2、3メートルを常にジョギングしている(その結果数分でバテる)

  • ボールを持った相手が近くに来ると足をゆっくり伸ばし簡単にかわされる

あるべき姿

  • ダッシュが一歩目から速い

  • ボールに対して適切なタイミングで寄せる、また休む

  • ボールに対してダッシュして寄せる、かつ相手に隙を与えない短時間で

  • スピードを殺さずキックではなく、横から突く形でボールに寄せる

と仮定して、

改善点

  • ダッシュ力の改善

  • トップスピードでボールにアプローチする感覚の改善

  • ボールを奪う時振りかぶらせない

  • ボールに寄せる時、寄せない時の基準整理

と改善点を定義しそのためのメニューをネットで探しました。その他、手を押さえに行く、相手の利き足の前に足を出すなどの練習も混ぜましたが、それは守備課題の方で触れたいと思います。

ダッシュ力の改善

ベタ足の改善でも紹介した、体幹や足の筋力を構えるトレーニングをベースに、2、3メートルのダッシュ速度を上げられるようにアップメニーにダッシュのメニューを追加しました。

その中で1歩目の踏み出し方や、その後の2、3歩目の歩幅が狭くならないように声掛けしながら毎日少しだけトレーニングしています。
このポイントは個人サッカーレッスンのやたべさん動画を参考にしています。

トップスピードでボールにアプローチする

次にトップスピードでアプローチするための感覚を養います。うちの子もそうですが、子供によっては相手からボールを奪うためには相手がキープしているボールを思い切り蹴る必要があると考えていて、相手の近くで大きくバックスイングする必要があると考えています。
そうすると相手の近くまでせっかくスピードを上げて寄せていても、相手の近くで止まってしまいます。

ですから、まずはボールを奪うときは相手のボールを突く。そして、ボールがある位置まで歩幅を合わせて走ることを経験させました。

この歩幅を合わせる練習もやたべさんの「親の足を踏ませる」トレーニングから入ると効果的でした。5メートルほど離れて親子で離れて、親に向けてダッシュさせて親の足を踏ませる練習です。子供は喜んでやります😆

ボールを奪う場面で振りかぶらせない

ボールを奪う場面に関して、先ほどの歩幅を合わせる練習の発展形で、3メートル離れた場所から私が押さえたボールを突く形で蹴り飛ばす練習をさせています。

ボールに寄せる寄せないの判断

寄せる寄せないの判断は、またもやたべさんの「ボール保持者の顔が上がっているかどうかで、ボールに行く時、行かない時を判断するトレーニング」のメニューを参考にしました。

ちなみにこの状況の場合、2人目のディフェンダーの時のプレーになるので、子供には1対2の守備についても簡単に説明しています。

ゲームではまだまだ相手に交わされて大きく空振りしている姿が目立ちますが全体的に動きが整理されてきたのでやってみて良かったです。

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