『天使の翼』第12章(91)~吟遊詩人デイテのネバーエンディング・アドベンチャー~ 武田敦 2024年2月19日 07:00 わたしは、恐れも忘れて洞窟へと入り 外の月明かりが届く辺りに腰を下ろした 洞窟は、 悪魔の食道のように奥へと続いていたが もうどうでもよかった わたしは、あっという間に眠りに落ちた 夢の中で友の絶叫する 重苦しい眠りから覚めた明け方、 わたしは、ほっと安堵の溜息をついた 洞窟の入り口からは 透明な陽の光が射し込み、 気力も体力も回復している…… その時だった――獣の息遣いが聞こえたのは とても大きな獣の…… ダウンロード copy この記事が参加している募集 #SF小説が好き 3,162件 #SF小説 #体力 #SF小説が好き #気力 #洞窟 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート