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かけっこ練習ノート – 止まる技術

1月26日(木)
 
今日は6年生が中学校に制服のサイズ合わせに行くとのことで、人数が少ないです。
小学校から巣立つ準備をしているのですね。
まぶしくも、少しさみしい気持ちです。
 
一方4年生以下は、上級生がいないためのびのび。
6年生がいないと、いつもは勝てないS陣でも主役になれて、テンション高めです。
 
後半には6年生の何人かが駆けつけてくれたので、いつもの「走る」とはちょっと違った動きについて話しました。
「止まる」という動作についてです。
 
球技系のスポーツでは、速く走ることばかりが注目されがちですが、実は同じくらい「止まる」技術も大切です。
目標地点を全速力で通り過ぎればいいということは殆どなく、多くは目標地点で止まる、ないしはそこで切り返す事が多いのではないでしょうか。
そのためには、目標地点ぎりぎりまでスピードを緩めず、直前で急ブレーキをかけてピタッと止まる技術が必要です。
F1マシンがカーブ直前で急ブレーキをかけるように。
 
そのためのトレーニングのため、コーンを10m先と15m先に置きました。
まず15m先のコーンをさわり、すぐに切り返して10m先のコーンにさわる。
これをできるだけ速く完了するというトレーニングです。
足が速いだけでは、できません。
むしろ、速く走れなくても止まる技術が優れていれば、早く10m先のコーンにさわれるでしょう。
 
足の動き、重心の高さ、タイミング、接地…
どうすれば急ブレーキをかけれらるか、みんな何度も挑戦しました。
何度も繰り返しているうちに、最初よりも止まれるようになっていきます。
目的意識をしっかりもって反復練習をすると、自然と動きがよくなっていくのですね。

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