かけっこコーチ、始めました
マニラで子育てをしながら、子供の放課後について考えている谷です。
突然ですが、速く走りたいと思ったことはないですか?
子供のとき、飛ぶように速く走りたいとは思いませんでしたか?
速く走れるとなぜ楽しいのか
「速く走る」とは、人間の無邪気な欲求だと思うのです。
本能でもあると思います。
だから、人間は走り続けてきたのだと思います。
古代ギリシャの時代から人間の肉体自体は変わっていないのに、100mの記録が未だに速くなり続けているって、すごくないですか?
速く走れると、楽しい。
もちろん、野球やサッカーなど、色々なスポーツで速く走れることは、大きなアドバンテージです。
でも、それを差し引いても、思いきり、弾むように、飛ぶように、速く走ることは、単純に楽しいと思うのです。
走る = 科学
そして、走る事には科学がたくさん詰まっています。
あれや、これや、いろんな考えるテーマがある。
そのテーマ一つ一つに対して、情報を集め、考え、実践し、失敗し、また考える。
まさに科学!
(スプリント学会という学会もあります。注:スプリント = 短距離走)
また、それぞれのテーマについて、世間にはいろんな「考え方」や「流派」があります。
「都市伝説」みたいなものも。
それらを試したり、比較、応用してみるのも楽しい。
そして、試行錯誤の末、自分なりの「走り」を作っていく。
そんな過程がまた、楽しい。
少年との出会い
そんな「走る楽しさ」と「速くなる過程の楽しさ」を子供たちに感じてもらいたい。
ずっと、そう思ってきました。
そんな時、足が速くなりたいという少年に会いました。
小学2年生の野球少年です。
早速彼の走りを見せてもらいました。
練習メニューを考え、毎朝彼と走ることになりました。
僕としては初めての試みです。
教えるということ
僕は大学生のころ、陸上部で短距離の練習メニューを作っていました。
でも、そのときの経験をそのまま応用しようとは思いません。
当時、僕は本当に教えるのが下手でしたので。
(部員の皆さん、ごめんなさい)
それよりも、その後に学んだ「コーチング」や「リーダーシップ」という考え方とスキルをフル活用していきたいと思っています。
そして何より、僕自身が楽しんで、少年に「走る楽しさ」と「速くなる過程の楽しさ」を伝えていきたい。
新たな僕の挑戦です。
P.S.
今でも陸上部等で走ることを指導されている諸先輩方に、アドバイスを乞うことがあると思いますが、その時はよろしくお願いします。
書いている内容へのご意見も大歓迎です。
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