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子供の前では親バカくらいがいいのかも~行き過ぎた謙遜にご注意~

ラグビースクールで、パパコーチ同士でそれぞれの子供の話をする時は、すごく気を遣います。

例えアドバイス要素があっても、批評めいた言い方はなんか偉そうに聞こえてないか気にするし、当たり障りのない言い方も、薄っぺらいし、行き着くところは、ポジ出しです。

「◯◯くんは、周りをよく見てますね~」
「◯◯くんは、いっつも献身的なタックルしてますね」
みたいな感じです。
これはこれでさじ加減を間違えると、批評めいてくるので、なるべく「気づいちゃいました」的なじっくりみないと分からないようなポイントを選んでいます。

そして自分を含めて言われた側になると、例外なく「謙遜」します。

ただ、子供が近くにいる時は、謙遜が過ぎて、褒められた以上の欠点をあげつられって、バランスを取ろうとするのが、日本の親のあるあるかもしれません。

でも、これに子供は傷ついています。

うちもまたそうです。
これってあんまり良くないなぁと思ってます。
せっかく自信が芽生えるチャンスを親が摘んでいるようなもの。

親側としては、「親バカ」に思われたくないと思って、ついつい言い過ぎちゃまいすが、そこはぐっとこらえて「ありがとうございます!」で相手の子供を褒める言葉で返すのがいいのかもしれません。

引き算でバランスを取るのではなく、足し算でバランスを取る考え方ですね。

大人、特に親の言葉は、小さな子供にとっては大きいので、可能性にブレーキをかけ、夢を潰す「ドリームキラー」になっていないかは、親として常に気をつけなくてはと反省中です。

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