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人の話を聞かない人に話を聞いてもらう方法【5分間自己研鑽】

「いつもあの人は自分の話を聞いてくれない。」
あなたもそのようなお悩みを抱えていませんでしょうか?

そのような人にあなたの話を聞いてもらうためには、
まずはあなたがその相手の話を聞くことが必要になります。

今回は、相手の話を聞くために必要になる                                          話を聞く力(傾聴力)を高める話の聞き方を説明していきます。


今回の参考書籍は、「一瞬で心をつかむ! 聞く力(菊原 智明 著)」です。         参考書籍にご興味のある方は、下記リンクをご利用ください!

過去の会話に関する記事です。ぜひ併せてご覧ください!

まずは、話を聞くときに最も重要な点から確認していきましょう。


相手が話しているときは聞くことに集中


会話相手が話をしているときは聞くことに集中しなければいけません。


例えば、次に自分が話すことや相手へのアドバイスを考えてはいけません。
なぜならば、人は2つのことを同時に行うことができないからです。

例えば、相手へのアドバイスを考えながら話を聞いてしまうと、
相手が相談したい本当の悩みを聞き逃してしまう可能性があります。

その結果、的外れなアドバイスをしてしまうことになるため、
相手のためを思ってした行動は裏目に出てしまいます。


これは、二重課題干渉という現象が原因です。
二重課題干渉が発生すると、エラーの増加や反応時間の延長が起こります。

二重課題干渉は、同時に2つ以上のことを処理しようとしたときに、
脳内の認知に関わる領域を取り合う形になり発生します。

マルチタスクという言葉はありますが、
人間はその脳の性質上、同時に2つのことを処理することが苦手なのです。

マルチタスクが得意という人であっても
実際に2つのことを同時に処理しているわけではありません。

そのような人達は、1つずつの処理を高速で切り替えているだけです。

つまり、会話という現在進行形のものを処理する場合は、
同時に他のことを処理することはできないのです。


決して、自分の能力を過信してはいけません。
相手が話している間は、必ずその内容に集中するようにしましょう。


※【5分間自己研鑽】の過去記事は下記からご覧いただけます。

相手に気持ちよく話してもらうことが大切


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