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仕事が不満なときに取るべき方法【選択肢はたった2つ】

社内で改善する方法

すぐに思いつくのは、スキルアップや経験を通して現在の勤務先、現在の部署で、昇給や昇格を通して改善する方法です。

しかし、この方法は課題や問題点もあります。

  • スキルアップし、経験を積んでも、上司や人事部門の政治的判断で、昇給や昇格が実現できるとは限らない。

  • アサインされたプロジェクト、担当する仕事が、昇給や昇格に役立つものだとは限らない。

  • 昇給して給与が上がっても、「やりがい」や「ワークライフバランス」は改善されない。むしろ、その分、それらの状況が悪化することも。

数か月、2~3年、現在の状況で頑張ってみて、思い通り改善されない方も多かったのではないでしょうか?

そんな方のいくらかの方が次に考えるのは、「部署異動」です。

しかし、この方法も課題があります。

  1. 仕事内容の変更に伴い、慣れるまで物理的(残業など)、精神的に苦労する。

  2. 新しい部署での人間関係に慣れるまで、精神的に苦労する。また、新しい部署で一緒に仕事する上司やメンバーと性格が合うかわからない。

  3. 同じ会社なので、給与体系や待遇は、結局変わらない。

やはり同じ会社だけあって、限界がありますね。

【私の経験談】
私は当初、部署異動して改善を図りました。一時的には上がりますが、やはり限界はすぐにきました。

転職という選択肢

そこで皆さんにおススメしたいのは、会社を変えること、つまり転職です。

転職することにより、以下のメリットがあります。

  1. 関連職種であれば、多くのケースで現行の給与を考慮して給与・賞与が上がる。

  2. 会社や仕事内容によっては、慣れれば業務時間が減り、ワークライフバランスが改善される。

  3. 会社によっては、福利厚生などの待遇面が改善される。

  4. 自分が担当したかった仕事を経験できるようになる。

  5. 新しい環境に身をおき、新しい仕事を行うことにより、人間的に成長する。

それぞれ見てみると、こんな感じです。

  1. 給与が変わらないケースもありますが、今までに得たスキルや経験が活かせる関連する職種であれば、多くのケースで現行の給与を考慮して、最低でも15%は給与が上がるのではないでしょうか。一般的には20~30%と言われています。これは、そもそも転職にはリスクがつきものなので、採用企業も転職によって給与が変わるような求人内容にしています。

  2. 従業員の満足度を重視している会社はどこも、社員のワークライフバランスが向上できるように様々な施策を打っています。

  3. これも2.に関係しますが、社員に優しい会社は相応の福利厚生を用意しています。ただ、日本国内ではどの企業も比較的福利厚生が充実しているので、余り変わらないかもしれません。

  4. 今の会社に居続ければ、いくらかの部分で少なからず、会社や上司の指示で担当する仕事が決まると思いますが、転職活動ではあなたが自分の好きな仕事を選べます。

  5. これが一番重要です。新しい環境に身を置くことで、人間誰でも適応しようとします。このときに、成長するのです。転職というとネガティブなイメージかもしれませんが、人間が成長するための機会でもあるのです

【私の経験談】
私は最初の転職で20%上がりました。今、考えたらもう少し欲張っても良かったかなと思っています。また、ワークライフバランスも大きく改善して、時給換算(年収÷年総労働時間)もかなり改善しました。また、4に関連して自分の専門性を高めることができる、自分が熱中できる仕事に転職することができました。

転職すれば必ずハッピーになるか?

では、転職すれば必ず給与や待遇面で改善され、満足度は上がるのでしょうか?

残念ながら、必ずしもそうではありません。

転職して、ハッピーにならない人、むしろ転職前のほうが良かったという人もいます。

転職で改善するためには、相当のルールがあります。

それは、現在までに得た知識やスキル、経験が、応募する求人の職種で活かせるかどうかです。

現在までに得たスキルや経験が活用できないものであれば、残念ながら給与や待遇は改善されず、むしろ下がるケースさえありえます。

ただ、ITの職種、特に技術系のスキルであれば、比較的多くの職種で何等かの関連性があり、あなたは転職で給与や待遇、ライフワークバランスが改善して、成功することになるでしょう。

転職によってかなりの改善で現状が改善できることが分かったかと思います。

しかし、アクションを起こすにもタイミングが少々重要になってきます。次の記事ではタイミングについて解説させていただきます。

そうでない方は、次の記事をご覧ください☟


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