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【成功するビジネス英語】電話会議で成功する技術 Part 1 ~外資系勤務20年のリーマンが惜しみもなくノウハウを伝授!~

ある程度、英語で会話できるようになったビジネスパーソンの方から、よく海外にいる同僚や顧客、取引先との電話会議で苦労していると相談を受けます。

先日、とある外資系IT企業の採用担当者とお話する機会があったのですが、日本国内で対面、日本語で面接して、スキル、経験の面で数名通過したそうです。その後、シンガポールにいるマネジメント層と電話会議で、英語で面接したところ、全ての人が落とされたそうです😱 入社後、密に電話会議にて英語でコミュニケーションを取るので、電話面接での印象が悪かったらすぐに落とされてしまいますね。

最近はオンライン会議ツールも発達して、映像も表示できるようになっていますが、まだまだ道半ばのようにも感じます。

そこで、ここでは「電話会議で成功する技術」と題して、英語の電話会議で潤滑なコミュニケーションの技術を説明させていただきます。

書いているのはこんな人

こんにちは、Atsushiです。アメリカ留学を経て、日本の外資系IT企業で働くこと20年。2回の転職を経て、おかげ様で様々なスキルがみにつきました。

前職の外資系ソフトウェア会社で導入コンサルタントをやっていて2007年頃から電話会議で海外の同僚や顧客、取引先とやりとりするようになりました。

転機が来たのは、2011年の秋です。思い立って、コンサルティング部門からパートナー部門へ異動し、日本のチームではなく本社直轄のチームとなり、上司がシンガポールにいる方となりました。

それ以来、海外の同僚と電話会議をする機会が激増しました。多いときで、1日8時間のうちほぼ全ての時間が海外との電話会議で埋まりました。平均すると、1日2時間くらいは電話会議をしていたと思います。相手の国は、シンガポールが多く、次にインド、オーストラリア、ドイツ、イギリス、といったところです。

転職して新しい環境での業務となり頻度は減ったものの、おかげ様で電話会議については相当慣れました。今では電話会議が苦になることは全くなく、むしろ異文化コミュニケーションを楽しんでいるくらいです♪

なぜ、電話会議は難しいのか?

電話会議でコミュニケーションを取ることの難しさは、主に以下の要因があるかと思います。

①相手の顔が見えず、どのような感情を持っているのか分からない。
②相手の顔が見えず、どのようなタイミングで発声したらいいのかわからない。
③自分の体が映らず、自分のジェスチャーが伝わらない。
④通信にディレイ(遅延)があり、お互いの音声が伝わるのに時差が生まれてしまう。
⑤音声の品質が良くなく、相手の話し声が全て伝わらない。
⑥ホワイトボードが使えず、手書きでのコミュニケーションができない。

これは別のロケーションにいる人と日本語でやっても起きる問題です。

また、①と②については最近Webカメラを通してお互いの姿を映像を通じて公開することもできるようになり、テクノロジーの力である程度、敷居が低くなっているようです。

③についても胸から上はカメラのキャプチャ範囲に入り、ある程度難易度が下がっているのかもしれません。ただ、足を組んでいるとか、全ては伝わらないですね。

また、私は北米、ヨーロッパ、アジア、オセアニアと多くの方と電話会議をしますが、Webカメラをオンにすることは滅多にありません。時差の関係から、起床直後、就寝直前ということもあり、身なりが整っていないというが理由の一つだと思います。

さらにいうと、④でも挙げているとおり、通常、通信には遅延があり、なんとも簡単にはインタラクションできません

⑥については、最近の会議ツールには描画ツールがついていることもありますが、マウスとタイピングでは思うように自分の思ったことが描き出せず、使うことはほとんどないでしょう。

では、Part 2でどのように計画したらいいのか見てみましょう。

Happy Conferencing ♪

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