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自分に合った仕事を見つける秘訣【後悔しないために】

転職の際に自分に合った会社、自分に合った職種を見つけるのはなかなか難しいですね。

ここでは、自分に合った仕事を見つける方法について、そのコツを説明します。

情報収集の技術

前述の記事「転職で後悔しないために考慮すべきポイント【必ず最初に読もう】」では、あなたが転職で重視するポイントを整理しました。

では、あなたが重視するポイントをカバーしている仕事はどのように見つけたらいいのでしょうか?

今はネットの情報が充実して、多くの情報が瞬時に集まります。それぞれのポイントについて、どのような情報を確認すればご紹介させていただきます。

まずは、あなたに合った理想の会社、職種を見つけましょう。

給与・待遇の良い会社・職種の見つけ方

令和の時代に「給与・待遇」を重視している方は多いはず。

正直になりましょう。お金は大事です!

では、どのように「給与・待遇」が良い会社を見つけたらいいでしょうか?

いくらか統計があります。

IT企業研究会が公開しているランキング「IT企業ランキング」の「平均年収ランキング」です。

ポイントは平均年齢です。

初任給から年収が高く、コンスタントに上がっていくのか、初任給は年収が高くないものの、途中から急激な伸びを見せるのか、会社によって異なります。

ですので、平均年齢を合わせて加味しましょう。

このサイトでは、社員の平均年齢のバラツキをなくして、純粋に会社としての平均年収を算出している「年収÷平均年齢」のランキングもあります。

個人的には年齢というより、社会人経験年数で割り合わせた「年収÷平均社会人経験年数」というランキングの方がより参考になるかと思います。

ニーズがあれば、当サイトでも独自でこれらのランキングを出したいと思います。 これはこれで参考になります。

また、単純な平均年収、平均年齢の情報のみですが、「業界動向サーチ」さんの「平均年収ランキング」でも同様の情報が確認できます。

この記事は2020年3月22日に執筆していますが、この時時点ではこちらのサイトのほうが新しい情報が掲載されているようです。

さらに、ITプロフェッショナルに馴染みのあるITmediaさんの記事「IT系上場企業の平均給与を業種別にみてみた[2019年版 後編] パッケージソフトウェア系、SI/システム開発系、クラウド/キャリア系企業 」を見ると、ソースは同じですが、IT業界でも細かく分類していて見やすくなっています。

ただし、これらのランキングを参照するのは注意も必要です。

それは、これらのデータはいずれも公開されている有価証券報告書の情報を基にしているため、社員の平均年収や平均年齢を公開していない会社、特に企業規模の小さい外資系企業の存在です。

これらの情報を得るのは簡単ではなく、まずは上記の情報を参考程度に見てみると良いでしょう。

やりがいの有る会社・職種の見つけ方

では、やりがいはいかがでしょうか?

やりがいは主観的な指標のため、簡単には数値化してランキングすることはできません。

そこで、ここでは2つの指標を紹介したいと思います。

まず一つ目は勤続年数です。

こちらについては、前述の「業界動向サーチ」さんの「勤続年数ランキング」が参考になります。

これを見ると、また違ったランキングが垣間見えます。多くの方に参考になるでしょう。

もう一つは、 Great Place to Work® Institute Japan さんが毎年発表している、日本における「働きがいのある会社」ランキングです。

IT企業だけではなく、非IT企業も含まていますため、それらは飛ばして見てみてください。

このランキングの特徴は、企業規模に区分してランキングしているところです。

区分は「①大企業部門(1,000人以上)」「②中規模部門(100 – 999人)」「③小規模部門(25 – 99人)」の3つです。

また、サブランキングとして女性向けの、日本における「働きがいのある会社」女性ランキング各地域の優秀企業、というものあります。

このランキングで注意が必要なのは、前述同様に小規模の会社、特に従業員数25人未満の会社については対象外となっています。小規模の外資系企業についてはランキングから漏れています。

勤務時間と、人間関係について

勤務時間と人間関係については、公開されている情報がなく、あいにく客観的なランキングがありません。

しかし、それらを覆す最強の情報ソースがあります!

それは、会社の口コミサイトです。

一番有名なのは、OpenWork(旧 Vokers)です。

元々、口コミサイトは客観的な情報を得るのが難しかったり、投稿数が少なかったりして、信頼性が余り無かったのですが、今はその点もかなり改善されて、生の声を参考にするのには非常に有用となっています。

  • 待遇面の満足度

  • 社員の士気

  • 風通しの良さ

  • 社員の相互尊重

  • 20代成長環境

  • 人材の長期育成

  • 法令順守意識

  • 人事評価の適正感

を基に総合評価を出しています。

特にユニークなのは「20代の成長環境」ではないでしょうか?20代でなくても若手社員には役に立ちます。

業界や所在地からフィルターして検索、ランキングすることができます。

また、口コミ数についても確認できます。

他にもキャリコネというサイトがあり、こちらも参考になります。

こちらは、

  • 労働時間の満足度

  • 仕事のやりがい

  • ストレス度の低さ

  • 休日の満足度

  • 給与の満足度

  • ホワイト度

  • 年収・ボーナス

  • 残業時間

をベースとした評価になっています。

こちらの方が、日本人にはわかりやすいかもしれません。

また、東洋経済から「給料が高くて残業が少ない211社ランキング – これが残業15時間以下で年収の高い会社だ」という記事が出ていて、給与が高くて残業が少ない会社のランキングが出ています。

就職四季報のデータを基にしたランキングです。

ただ、このランキングは次のような難点もあります。

  • 就職四季報に掲載されている会社のみが対象になっている ☞ 掲載されていない会社、特に小規模な会社、外資系企業についてはランキング対象外

  • IT企業の掲載が多くない

まずは参考程度に見るくらいで良いでしょう。


この記事を読んで色々なサイトから情報を得られることが分かったかと思います。

では、理想の会社への転職を実現するために、まずはあなたのスペックを知るべく、スキルや経験の棚卸をしてみましょう。

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