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【メディア掲載(Mac Fan)】日清食品の先進的なApple Watchの活用方法とは

2023年12月28日に発売された雑誌『Mac Fan 2024年2月号』(マイナビ出版)の連載記事「ビジネスとApple」では、日清食品様のApple Watchの活用事例としてアツラエの「Wellness Aile」が取り上げられました。

記事ではWellness Aile導入の背景や日清食品様のウェルビーイング経営への取り組みが詳しく紹介されています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

ここでは、取材時の様子と日清食品様の取り組みについてご紹介します。



ウェルビーイング経営って何ですか?

取材は日清食品株式会社(以下、日清食品)の東京拠点で行われました。
インタビューには、Well-being推進部 Well-being企画室の室長、箕原毅さんと、同企画室の主任、中橋悠さんが応じてくださいました。

事業部の名称に「Well-being」という言葉が含まれていることからもわかるように、日清食品は関連会社を含めた「日清食品グループ」全体で健康経営やウェルビーイング経営を積極的に推進しています。

「ウェルビーイング」とは、「Well(良い)」と「Being(状態)」が組み合わさった言葉で、心身ともに健康で幸せな状態を意味するとされています。

このウェルビーイングの理念を企業経営に取り入れることがウェルビーイング経営であり、日清食品では社員の「ココロの健康」と「カラダの健康」、さらに「成長実感」という“3つのHappy”を実現するための取り組みを指します、と箕原さんは説明してくれました。

そして3つのHappyを叶えるために、日清食品が導入したのがApple Watchとアツラエの「Wellness Aile」です。

業務用デバイスとしてiPhoneを導入する企業は増えていますが、社員のウェルビーイング向上を目的にApple Watchを大規模に導入する事例は国内ではまだ珍しいのではないでしょうか。

この施策の詳細について、さらに掘り下げて聞いてみました。

日清食品株式会社 Well-being推進部 Well-being企画室 室長の箕原毅さん(写真右)と主任の中橋悠さん(写真左)。写真中央は、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」のキャラクターとしてお馴染みの「ひよこちゃん」です。

社員の運動量が30%アップした秘訣とは?

日清食品が「3つのHappy」を達成するために最初に取り組んだのは、社員の運動量の把握と運動の習慣化です。Well-being企画室が実施した「運動習慣化プログラム」に参加した社員にはApple Watchが貸与され、毎日のカロリー消費量や活動時間などがWellness Aileで把握できるようになりました。

Wellness Aileでは、個人の活動量の測定に加えてチームごとの目標設定ができる機能があり、チームの運動量をゲームのように競うことができるのも大きな特長です。

さらに、頑張りに応じて獲得できるオリジナルコインを集めると、企業が設定したインセンティブと交換することができます。「食足世平」(食が足りてこそ世の中が平和になる)という創業理念を持つ日清食品ではコインを国連WFP(世界食糧計画)へ寄付できるようにも設定しているとのこと。

運動量向上を目指して実施したイベントでは、チーム編成を工夫するなどでアクティビティリングの完成数や消費カロリー数が平均で約30%アップという驚くべき結果も達成。社内アンケートの結果も良好で、運動習慣が身についたとの声も多数寄せられました。

日清食品がどのような工夫で成果を出したのかについては、『Mac Fan 2024年2月号』の記事で詳細をご覧いただけます。

箕原さんの腕にもApple WatchとWellness Aileがあります。わかりやすいビジュアルで毎日の運動量が把握できるのが気に入っているそうです。

日清食品では、今後もApple WatchとWellness Aileで取得したデータを活用し、デジタル技術を駆使したウェルビーイングの実現を目指していくと話す箕原さんと中橋悠さん。今後のチャレンジから目が離せませんね。

アツラエとしても、引き続き全力でサポートしていきます!